16日目 2015年10月4日 帯広ー網走
帯広から国道38号、道道210号と走って、湧洞湖へ向かう道道318号に入ります。新石神橋を走行中。
16日目、今日の前半は北太平洋シーサイドラインを走り本土最東端を目指す旅。帯広の朝は5.9度と寒かった。昨日はホテルの駐車場は満車で(駐車場が無いので部屋が空いていたそうだ)駅地下の公共駐車場にクルマを止めたため出発は駐車場の営業が始まる6時となってしまった。天気は上々。では国道336号の湧洞湖入り口まで行ってスタートです。
この道道1038号も海沿いの好きな道です。今でこそ堤防や波消しブロックが出来ていますが、トンネルが二車線になった2008年くらいまで路肩まで土でした。今でも波かぶる道ですが。昔はもっとすごかったですσ(^_^;)
釧路市街を縦断して、北太平洋シーサイドライン道道113号を目指します。東横イン前を通過中。
道道113号から道道142号根室浜中釧路線に入りました。ここは読めない地名が多いことで有名ですが、生牡蠣に詳しくなるとすべてスラスラ読めるようになりますよ。
昆布刈石展望台へ向かう町道昆布刈石海岸線に入ります。
昔はこの手前で国道336号は途絶えていて、このダート道しか無かったわけです。しかし入り口も随分東に押しやられてしまいました。
厚岸大橋を渡って道道123号を目指します。
国道336号に入って東を目指します。十勝川を渡る十勝河口橋を走行中です。
昔はこのダート道がもっと続いていたわけです。
この昆布刈石のダートと厚内トンネルは比較的最近まで北海道の原風景を残していたところです。
厚内トンネルは片側交互通行のトンネルで1960年まで国道38号の一部として帯広-釧路を繋ぐルートだったのです。2008年まではその交互通行のトンネルがあったのです。フォト一句のリンクにもう少し詳しく書いてます。
海岸に馬が引くソリが打ち捨てられていました。
昆布刈石のフォト一句はいくつかありますがこれを紹介しておきます。
どうして此処にくるのだろう?
この先のハイライトは霧多布岬なんでしょうが、橋で結ばれた離島にはルートに含めないのがルールなのでスルーします。
昔の写真はコレです。ドラレポはこちら
もう何度来たかわからないくらい来ていますが、この風景に逢うためにここに来てしまう。
この旅では海沿い日本一周なので必然なのですがσ(^_^;)
爽快に走れる道です。
琵琶瀬展望台というところです。窓岩という岩が沖にあるのですが地震で壊れてしまいました。
やはり出逢う風景は一期一会ですね。
いい天気です。この海沿いのダートは旅心をかきたててくれますね。この道は海岸段丘の上にあり展望も抜群です。
生牡蠣で有名な仙鳳趾(せんぽうし)を過ぎて恵茶人(えさしと)というところ。
コレはこの旅でのフォト一句
このような荒涼とした風景と森の中の道が交互に続く道です。
冷たい風が吹いていました。旅してる実感があります。
はるか先が襟裳岬です。この先のダートの先にある尻羽岬もオススメです。
ただ当然なのですが、この道を走ったあとは車体は砂埃だらけになります。
国道38号に入ります。釧路までの間は断続的に取締要注意点ですね。
厚岸が見えてきました。厚岸と言えば牡蠣です。生牡蠣も一年中食べれます。ですが時間もなくスルーですσ(^_^;)
自分的にはこの寂しい風景がたまりません。
道道142号を落石経由で根室に向かいますが、落石岬は素晴らしいところなのでぜひオススメしたいです。
スルーなのに恐縮ですが。
根室市街を通り抜けて根室半島南岸を走って納沙布岬が見えてきました。
見えている白い塔は灯台ではなく千島の砦 オーロラタワーです。
日本本土最東端納沙布岬です。この旅残るは最北端だけです。とは言っても何度も来てるので特に感慨はありませんσ(^_^;)
さて北へ向かいましょう。根室半島北岸を道道35号で走って、国道44号に入ります。温根沼(オンネトー)大橋を走行中。
風蓮湖沿いに走りますがほとんど湖は見えません。国道244号に入って再び海沿いを走ります。
このあたりで好きな野付半島ですが、道道950号は盲腸線なので走れませんが、過去のフォト一句をどうぞ!
近くて遠い島、国後が見えます。ここで16時15分です。
知床横断道路を駆け上がります。対岸ウトロの日没は16時59分です。間に合うかな?
知床横断道路からも国後島が見えていました。
ウトロの街を過ぎていきます。知床は世界遺産になってからはほとんど来なくなっています。
人の多いところは苦手なんです。
昆布刈石展望台に来ました。展望台とは言ってもカンバンがあるだけで何もない場所です。
このセキネップあたりがこの道のハイライトかな?
道道142号は一旦国道44号との共用区間になり厚岸を目指します。
この辺の標識は必ず北太平洋シーサイドラインと表記がありますが、北太平洋シーサイドラインは十勝の広尾町から根室市の納沙布岬まで続く全長321kmにも及ぶ海岸線の総称なので皆さんぜひ襟裳岬から納沙布岬を目指しましょう。
道道123号との共用区間を過ぎて、道道142号単独区間です。
ここからの道道142号はなかなか味のある風景がある好きな道です。
こちらは過去の旅です。浜中町はアンモナイトなどの化石が出るところです。
厚床駅で右折し国道243号で北上します。
標津で国道335号に入って知床まで来ました。この辺ただ走るだけになってしまいました。
やってきたのは羅臼国後展望塔です。羅臼の街や国後島が一望できます。直前まで雨が降っていたようです。
ウトロに下っていく道で日没です。
知床半島北岸は雨が降ったりやんだりでした。雨の中を斜里に向かっています。
国道244号に入りました。
オホーツク海沿いを走って、網走に着きました。到着は18時20分でした。
後半のルートです。前半で時間を食ってしまって北上した後半はかなり駆け足になってしまいました。
今日前半のルートです。海沿いの道を堪能できました。
今日の走行距離はGPSだと547.3kmですが帯広からスタート地点まで54kmなので601.3kmが今日の走行距離です。北上をもっとゆっくり回って斜里がゴールでも良かったかもしれません。
明日夜は網走で所用があるので、日本一周は一旦休憩で道東をドライブで回ります。