空と風、雲と雨   北の大地を駆ける旅 2014/8 北海道
 

8日目 2014年8月15日 雲の向こう側には、いつも青空がある

遠軽のシンボル瞰望岩も薄暗いこの天気では映えないね。遠軽から道道137号遠軽雄武線で西興部を目指す。

東浜から能取岬を見下ろした。一面グレーの空。日が昇る知床も少し明るくはなっているが陽は差し込んでこない。

日本海側、羽幌あたりは晴れる読みで内陸部を北上しようと思う。

国道238号を芭露で道道244号に入り遠軽を目指す。

天気は相変わらず雲が多く晴れ間はほとんどない予報だった。比較的天気が良くなる可能性のあるのは日本海側だった。

雲の向こう側はいつも晴れなんだ。巧くやり過ごせばきっと青空にめぐり逢える。そう信じて旅した日。

まずは紋別市の鴻之舞を目指して北上。

鴻之舞の道道305号との交点。ここを左折。

上渚滑町の道道306号との共用区間を走行中。

滝上町のここからまた道道137号になります。意外に楽しんでおります。

道道334号との交点です。

名寄から美深まで名寄美深道路を利用します。

国道40号を天塩川温泉まで北上して来ましたが曇ってきました。北上しすぎですσ(^_^;)

10時30分ようやく日本海です。遠別に出ました。ここからは南下です。この辺で今日は340kmくらい走っています。

道道137号は右。問題なく通れるようである。

ここが右折ポイントでした。

上興部あたりで見える奇妙な山。

滝上からしばらく道道61号との併用区間です。

道道256号との交点です。この256号の先にある道道688号名寄遠別線が開通するのをずっと待ち続けているのですがねぇ。

開通すれば朱鞠内湖から遠別まで北西に日本海に出る道路になります。

羽幌で12時くらいだったので食事にしました。食事処おろろん意外に空いていました。

海鮮丼をいただきました。

食事後苫前を目指しましたがようやく晴れてきました。テンション上がります。

少し横道にそれて、苫前の風車群を見に行きました。

西興部で国道239号に出ました。名寄を目指します。

まもなく名寄というところで晴れ間が見えてきました!

美深インターを降りて音威子府へ向かいます。遠別で日本海へ出ようと思います。このあたり日本海側に出る道路が国道239号以北は道道119号まで無いのです。

音威子府を通り抜け、中川町佐久で道道119号遠別中川線に入りました。

西興部までのルートです。なかなか楽しいワインディングでした。

遠別から初山別まで南下しましたがまだ曇天です。でも少し青空も見えます。

西興部から羽幌のルートはこんな感じです。

国道239号を東へ向かいます。霧立峠の向こう朱鞠内湖にはきっといい天気があるに違いないと確信しました。

霧立峠を越えて、ここを左折すれば朱鞠内湖です。いい雲が浮かんでいてワクワクします。

朱鞠内湖に到着しました。過去朱鞠内湖で見たことがない、息を呑むような風景が広がっていました。

名寄から直接ここに来てもこの風景には出逢えなかったと思うんです。遠回りしてこの時間に来たから出逢えた風景だと思っています。 やっぱり、「雲の向こう側には、いつも青空がある」ですね。

たとえば、或る日の旅

空全体が雲につつまれていたとしよう

そんな時、このように旅してみればいい


雲は風に乗って進む

風の言葉を読んで駆けていく

雲の向こう側はいつも晴れなんだ

巧くやり過ごせば

きっと青空にめぐり逢える


雲は風の向きにだけしか進めない

キミはそうではないはずさ

雨が去った空の蒼

白い雲が浮かんでいた湖畔

美しさに言葉を失う

風の歌を聞きながらここまでやってきた

ここちよい風を切って、走った記憶

 積み重ねてきた距離

それはすべて、忘れ難い旅になる

こちらは朱鞠内湖の展望台です。

風景に感動してたらお腹が減って来ました。幌加内そばのお店があったので食べることにしました。

打ち立ての美味しい蕎麦でした。

15時朱鞠内湖を出ました。相変わらずいい雲が浮かんでいます。

また霧立峠を越えて、今度は道道742号で小平を目指しました。この道道742号萌える天北オロロンルートという変な名前がついているようですσ(^_^;)

滝見大橋で工事中交互通行の信号待ちで2台のバイクに追いつきました。

このお二人とは何回か8月の北海道で遭遇しお声がけしていただいてます。

小平の望洋台に駆け上がった。暑寒別の山頂は雲に覆われていた。

あの雄冬岬に向かって走ろう。海に沿ってどこまでも駆け抜けよう。

国道232号を留萌に向かって走り出す。

雄冬岬の覆道が続く道を行く。最近はほとんどトンネル化されてきて風景を愉しめる区間が少なくなってきた。

ここはいつもトンネル工事している。既に石狩市に入っている。

こんな道じゃあ、ぜんぜん愉しくないじゃないか

浜益に抜けて、さらに厚田へ南下する。海沿いの道はこうじゃなくっちゃ。

厚田の夕日の丘でゆうぐれを待ちました。

(ご)さんが札幌からエリーゼで来てくれました。

(ご)さんの先導で石狩のマイナーな道を行きます。このあと一緒に食事をしました。

その後洗車しました。今日の快走の代償がこれです(T_T) 

最後グロ画像ですみません。夏の北海道はこれ覚悟しないとダメですね。

22時ころ、札幌駅付近で解散です。