冬の終わり、九州の旅 2007/03 九州
 

5日目 2007年3月14日  薩摩半島の海岸線を巡る旅...

夜明けの指宿スカイラインを走って、指宿へ...

大好きな砂蒸し温泉を楽しんで、未踏の野間岬へ向かう。

そして夕刻の吹上浜で旅を終える。

錦江湾の夜明け...

鹿児島のホテルを6時に出た。

国道3号から県道15号で指宿スカイラインへ向かう...

去年間違った、谷山ICのわけわからん行き先表示カンバンに苦笑しつつ、今回は無事に指宿スカイラインへ。

須々原展望台に到着。ここで夜明けを迎えようと昨日決めた...

ふもとの港は谷山港。

太陽が出たのは鹿屋市辺りだろうか...

朝の太陽がまぶしい、錦江湾の風景。

知林ヶ島に朝日が射す。

大隅半島先端部は、霧に霞んでいた...

指宿スカイライン

日の出だ。

AM6:33 戦闘機が2機編隊で、朱と蒼の空を横切っていった...

頴娃ICを過ぎたあたりから、直線とゆるやかなカーブが続く高速コースになる。

朝日を浴びながら、誰もいないスカイラインを快走する。

枕崎側の海岸線が見える。

このあたりは上り写真には追い越し車線があり3車線になっている。

池田湖から県道28号、県道236号、県道238号を通って、魚見岳を目指す。

錦江湾に望む海岸にそびえる標高214.8mの山で、かつては魚群の動きを監視していたとされる場所である。

写真のように知林ヶ島を見下ろす風光明媚なところである。

知林ヶ島は、錦江湾に浮かぶ、周囲約3Kmの美しい無人島である。

3月から10月にかけての大潮や中潮の干潮時には、長さ約800mの砂の道が出現し、知林ヶ島に歩いて渡ることができるのです。

訪れた3月14日は潮位が高く砂州が出現しない日でした。

この写真から砂州でつながる砂の道が大体わかると思います。

それにしてもこのぺったんこの知林ヶ島、いい雰囲気です。

美しい錦江湾に浮かぶ、平らな島。

蒼い空に青い海、そして緑の島...いいなぁ。

魚見岳から知林ヶ島を望む

途切れた砂のかけ橋...

指宿スカイラインは、鹿児島県鹿児島市から、指宿市に至る有料道路である。地元の略称は「指スカ(いぶスカ)」

九州自動車道鹿児島ICから谷山ICまでも指宿スカイラインと呼ばれているが、谷山ICからが実質の指宿スカイラインである。

指宿スカイラインの前半は道幅は狭く、ワインディングの続くテクニカルなコースだ。

コーナーの向こうに錦江湾、霧に霞む大隅半島が見える。

魚見岳を下山して、県道238号を田良岬へ進む。

田良岬は実際には砂浜で、干潮時に知林ヶ島へつながる砂洲となる。指宿の国民休暇村の敷地内にある。

夜明け前の、刻々変わっていく空の色...

錦江湾に浮かぶ桜島。

対岸の大隅半島。

ここからの眺めはすばらしい...

そして左コーナーを抜けると正面には、朝日に照らされた錦江湾が見える。

そして、開聞岳が見えてきた...

スピードには注意だが、このスカイラインは爽快だ。

ここを本気で攻めたらとんでもない速度域になってしまうだろう...

昼間は取り締まりも厳しいらしい。

千貫平自然公園からは開聞岳を目指して走る...

池田湖へ向かう指宿スカイラインの後半はまるで高速道路のような道。

コーナーを回るたびに開聞岳が右へ左へ...

まるで高速道路のようだったスカイラインも、池田湖手前で森の中へ入る。

道も突然狭くなる。

県道28号と合流し池田湖が正面に見えて来た。

池田湖では滞在せず、県道28号、県道236号を使って錦江湾沿いに出る。

目指すは指宿である...

魚見岳の頂上から指宿温泉方面を望みます。

開聞岳の頂上付近、長崎鼻などが一望できます。

ここはどうも、ハングライダーやパラグライダーのテイクオフポイントのようでした...

魚見岳を下ります。

知林ヶ島へ続く砂の道が出来る田良岬を目指します。

このとおり魚見岳に上る道はあまり広くなく、ブラインドコーナーが続くので注意して訪ねてくださいね。

田良岬先端部へ近づく...

この岬が干潮時には砂のかけ橋となって、知林ヶ島へつながるのだ。

国民休暇村のビーチに出たところ。

お世辞にもきれいな砂浜ではない。ちょっと荒れた感じのビーチ

だった。

緑に覆われた知林ヶ島が海上に浮かんでいた。

思ったより大きい島だ...

両側から打ち寄せる波...

右が外洋、左は錦江湾。

この両側から打ち寄せる波が砂州をつくる...

いつかまた、あの島へ渡ろう...