山川砂むし温泉
山川砂むし温泉
知林ヶ島の次は、指宿に来た目的のひとつ「砂むし温泉」に向かう。
前回来た、山川の砂むし温泉が気に入っていたので、今回も再び向かった。
この日は、山川の砂むし温泉はなんと臨時休業日だったんです...(T_T)
断崖の上にある源泉に上る階段から、砂むし温泉を見下ろすとこのような風景。
開聞岳が正面に雄大な姿を見せていた...
砂むし温泉の上にある源泉。
何でこんなところを見に行ったかと言うと...
国道226号を戻って、もう一度指宿へ。
やってきました「砂むし会館 砂楽(さらく)」。3階建ての立派な建物です。
ここが火砕流・土石流が流れていった場所だろうか?
過去の災害のことなどすぐに忘れてしまっているけど、ここは過去に忘れられない被害が出た場所なのである。
指宿 砂むし会館砂楽
この日は全天候型砂むし場での入浴。
いや、入砂だった。
波打ち際の砂むし入浴は、潮位の差が大きい大潮の干潮時に行われるようです。時季は、真夏の日中や冬場の寒さが厳しく、北
風が強い時に行われるようです。
さて、入砂です。
お湯の温泉よりこれが好きだ~
ご満悦です。
海岸の全景です。
天然の砂むし温泉があるのは、ここと山川のみです。
ここは設備が大規模なせいか、山川より待ち時間が少なくすぐ入浴できます。でも、雰囲気は山川の砂むし温泉のほうがいいか
な~
正面に見えるのが先ほど行った魚見岳です。
海岸沿いにはボードウォークが整備されています。
ここでのんびりするのも悪くない...
あ~楽しみにしていた温泉なのに...ちょっとがっかり...
仕方が無いので、指宿の砂むし温泉に戻ることにする。
とにかく砂むし温泉は大好きです。(お湯より好き!)
JR最南端 西大山駅
国道226号を開聞岳に向かって走る。
長崎鼻には去年行ったので立ち寄らなかったが、九州最南端の駅西大山のカンバンが見えたので行ってみることにした。
国道を左折して農道に入る。
開聞岳が雄大な姿を見せていた...
誰もいない西大山駅の前にクルマを停める。
ここは日本最南端の駅として有名であったが、2003年の沖縄都市モノレール開業に伴って現在は「JR日本最南端の駅」となっている。
枕崎側のホームの端をから開聞岳を望む...
菜の花が線路沿いに黄色いラインを作っていた。
そらはどこまでも晴れ渡っていた...
この西大山駅の構内で、ソメイヨシノが咲いていた。
2007年はじめて見るソメイヨシノの花だ...
この旅で桜を見ることはここまで無かったが、さすが南国である。
一番桜だ...
ここは、1日に10本の列車しか停車しない...
ホームには、「旅の思い出ノート」が置かれていた。
花が咲き乱れるこの駅の風景は、なんかほっとさせられる風景だった。
南国の海と空、そして開聞岳
JR最南端の駅、西大山駅を出て開聞岳へ向かう。
古来から海上交通における大事な目印の山とされ、かいもんは海門に通ずると言う。
JR最南端の駅、西大山駅を出て開聞岳へ向かう。
古来から海上交通における大事な目印の山とされ、かいもんは海門に通ずると言う。
椰子の並木に青い空。
あぁ、南国らしい風景だなぁ...
椰子の向こうに広がる青い海、かすむ水平線...
ゆったりとながれる時。
長崎鼻の向こうは大隅半島。
本土最南端佐多岬だ...
訪ねた昨年を思い出す...
枕崎で「ちんこ」を食った
開聞岳を後にし、国道226号で枕崎を目指す。
お決まりの、富士見PAからの開聞岳の眺め...
どうして富士見なんだろう?と思ったけど、簡単。
薩摩富士だからだ...
枕崎でなんか昼食をとろうと探したけど、結局定番のカツオ料理の一福に決めた。
多分食ったのはカツオ定食だったと思うが、良く覚えていない。
ここでちんこを食った。
ちんこは結構歯ごたえがあって、生臭くなく、こりこりとした食感だった。ムチャクチャウマいわけではないけど、ここ枕崎以外ではほとんど食べれないものだ。
あ、ちんことは、カツオの心臓のことです。
あわこ(カツオの卵巣)、しろこ(カツオの精巣)といっしょに煮込んだり、にんにく、にらと併せて炒めたりします。カツオの街ならではの珍味と言えるでしょうね。
立神岩のある火之神公園へ
昼食を終えて到着した火之神公園は、芝生の広がる公園。海もきれいで遠方には開聞岳も見ることができる。
これが立神岩である。
枕崎のシンボルともいえる岩。
沖の立神 石とは思うな 石じゃア ござらぬ サマお神様
という唄があるそうだ...
立神岩は、航海安全と大漁を祈願した守護神として崇められていると言う。
西の空から薄いベールのような雲が広がってきた...
芝生に座って、ぼぉーと空を見ていた...
立神岩は、山立神という岬の先端部にある。
あそこから、立神岩を見下ろしてみよう...
行ってみることにした。
途中にある平和祈念展望台まではクルマで行くことができる。
何でも、戦艦大和の映画の撮影に使われたのことで、火之神公園よりにぎわっていた。
それを横目に山立神(95m)先端を目指して少し登山である。
温泉で疲れたのか、結構キツカッタ。
これが山立神から見下ろした立神岩(42m)である。
イマイチさえない写真になってしまった...
岬先端部はほとんどスペースが無く、木に囲まれているためあまり感動は無かった。
ムリして登ってくる必要性はあまり無いね。