3日目 2015年4月27日 阿蘇、大分県山間部を駆け抜け、佐賀関へ
5時30分に熊本のホテルを出発。国道57号からミルクロードを目指します。
7時ころやってきたのは阿蘇天空の道とかラピュタの道と言われている、阿蘇市道狩尾線です。ここだけきれいに整備されていてすごく違和感ありました。(注:この道は2016年の熊本地震で崩壊し通行止めとなっています)
この風景を眺める展望所として整備されたのでしょうね。この風景とクルマを同時に写真に収めるのはドローンが必要です。
(ボクはメンドくさいのでやりませんが…)
さっき写真の先端あたりです。ヘアピンカーブ部分はクルマだとほとんど景色が見えません。
熊本市から阿蘇を皮切りに、九重、耶馬渓、玖珠、由布院、竹田、豊後大野など山間部を駆け抜け、旅の終わりを佐賀関半島を海沿いに巡った一日。春霞はある程度回避できましたが、阿蘇の火山灰に少しやられました(-_-;)
先端部は道幅も狭くここにクルマや大型バイクを止めると迷惑になります。
下には降りずに引き返してきました。2015年に来ておいてよかったです。
市道狩尾線(天空の道)を出て、大観峰に来ました。最近はここに来ても入り口の砂利駐車場までしか入って来ません。
逆にここが大観峰で一番風景がいいのです。北を見るとくじゅう連山が望めます。霞んでますね。
そして、阿蘇五岳全体とクルマを入れて写真が撮れます。
大観峰を出て、国道212号、国道57号、国道265号で高森方面を目指しました。
くじゅう連山を駆け上がるワインディングの展望ポイントで阿蘇を振り返ります。
以前はこんな感じの場所だったんです。整備されたのはラピュタの道として有名になったからでしょうか?
長者ケ原で県道621号、県道40号と北上しています。九重“夢”大吊橋が見えてきましたが行きませんよ。
ここが一目八景展望台付近です。当然駆け抜けるだけなんすけど。
国道212号を走って、青の洞門に来ました。信号による片側交互通行です。
通り抜けてUターンしてもう一度逆方向から通ります。
この青の洞門ですが、羅漢寺に参拝する人が急流の川沿いの崖道を通らなくていいように作られたらしいですが、今の山国川はのどかな川で普通に橋もかかっているし違和感満載ですσ(^_^;)
さて、これからどこへ行くか悩みました。これ以上北には行きたくないのでもう一度深耶馬溪を走ります。
また一目八景を走ります。この辺で食事をしておけばよかったのですが駆け抜けてしまいました。
県道28号から国道387号に入り西へ。北の耶馬渓方面を見ると岩が露出した山ばかりです。
国道387号は宇佐のマチュピチュから先、ダイナミックに下っていきます。気持ちいい。
国道387号から両院ふれあいロードを走って県道50号安心院由布院線へ。ここから南下します。
外輪山に沿って降りていきます。もともとは外輪山上の牧草地と狩尾地区を行き来する農道ですのでそれほど頑丈に作られた道路ではなく過去にも路肩崩壊で何度も通行止めになっています。阿蘇の外輪山を登る道は国道や県道でも何度も崩れています。
ここから、阿蘇五岳を見た姿は、釈迦が寝ている姿(涅槃像)に似ていると言われるがまさにそうですね。へそあたりにある中岳から煙が出ていると思うと少しユーモラスな感じですσ(^_^;)
途中までは爽快に走っていたのですが、路面にも火山灰が積もっていました。たまらず引き返します。
この道路は以前は雪に降られて大変な目に遭いましたし、相性が悪いのかもしれませんねσ(^_^;)
南に行く作戦が中止になったので、阿蘇市役所近くのエブリワンでソフトクリーム食べながら作戦タイムです。
ここはエブリワン亡き後ファミリーマートになってるみたいです。
作戦変更でやまなみハイウェイ(県道11号線)を北へ向かいます。
牧ノ戸峠1330mを越えます。
国道210号から国道387号、県道28号森耶馬渓線で青の洞門を目指しました。
県道28号はすごく好きな道です。渓流沿いのいい道です。木々の緑が美しい。軍艦岩付近です。
この道はゆっくり下って阿蘇を眺めるのが好きです。
天空の道では噴煙は東に向かっていましたが、西向きに変わっていました。これに気づいて今後のルートを決めたのですが…
この後のルート選択で火山灰が降って来たことを書いたフォト一句(写真をクリック)
くじゅう連山に向かって走ります。やっぱやまなみハイウェイ最高!
県道40号久酔渓あたりを走行中です。
ここからは深耶馬溪の一目八景と言われる岩峰の風景が続きます。
紅葉シーズンは混むんでしょうね。ボクはいいペースで駆け抜けられれば満足です。
耶馬溪湖畔を走ります。耶馬溪ダムも遠くに見えます。
よく掘ったなぁと思いながらただ走るのみです。
二車線ないところもありますが交通量が少なく快走できました。
走っていると宇佐のマチュピチュ展望所ってカンバンを発見。マチュピチュってほんまか(笑)
この風景を言ってるんだと思います。う〜む。
由布岳を左に見ながら湯布院に向かって下っていきます。右側は自衛隊の演習場です。
20分ほど湯布院のローソンで作戦を練って、国道210号を南下、県道537号湯平温泉線を行きます。
湯平温泉から農地開発道路に入ります。くじゅう連山の東側を南下していきます。
まもなく県道621号と交差します。直進ですが道路名がぐるっとくじゅう周遊道路に変わります。
右に見えてるのは大船山かな?
奥豊後グリーンロードと交差します。一旦停止で直進です。
まもなく県道30号とのドイツ村交差点。ここはまた直進です。
直進した道路名はふるさと林道です。
国道442号、県道57号、県道657号と走って、県道210号緒方大野線を走ります。
国道57号と国道10号の併用区間筒井から県道25号、県道637号、県道206号、県道21号と走って臼杵へ、臼杵から国道217号線で佐賀関へ向かいました。関崎へは南側から向かいました。
関崎の南側の県道635号は行くべきですが、結構険道で時間帯によっては交通量もそれなりなのでご注意ください。
関崎海星館から速吸の瀬戸(豊予海峡)を見下ろします。ここが関アジ・関サバの漁場です。
2007年の旅から、早朝速吸の瀬戸を見下ろす。海上の光線は関アジ・関サバの漁をする船の明かりです。
薄っすらと霞の向こうに佐田岬が見えています。
望遠レンズで見ると、佐田岬灯台と風車群が見えています。
天気次第ですが対岸の四国から見ると九州はこのように見えます。2007年の旅から
さっきは通り抜けただけですが、ゆうぐれの風景が見たくてもう一度関崎南側へ向かいました。
大潮だと海沿いギリギリ感が最高の道路です。
決して波が高い日ではないですが、道路上を波しぶきが濡らしています。
ゆうぐれ、朱に染まったそら
波しぶき舞う道を
岬へ向けて急いでいた
佐賀関のエブリワン(ファミリーマートに変わったようです)でソフトクリームを買って、国道217号で佐賀関半島北岸を大分市に向かって走ります。この日は大分のホテルに宿泊しました。
走行距離は約420kmでした。今日のルートは下記です。朝考えてたプランは大分南部まで行って海沿い北上だったのですが、思いつくまま走って結果的には満足できる旅になりました。