2日目 2015年4月26日 北松浦半島、平戸・生月島をめぐる旅
冷水岳からの下りの風景も好きなんです。過去にもここでフォト一句してます。もう少し遅い時間がいいですね。
佐世保を6時くらいに出発。7時ころ長串山に到着です。あまり早く来ても長串山は西向きなので陽が当たらないのでゆっくり来ました。逆に8時過ぎてしまうとつつじシーズンはクルマで上展望所まで上がれません。駐車場にクルマを停めてから歩くことになります。逆光だとかなりの春霞でした。
海側(西側)をバックにすると見事な平戸つつじです。
フォト一句は春の旅が終わっていく設定で作ってますねσ(^_^;) 例年GWだとつつじが終わってることが多いんです。
これは2014年のGWの写真ですがつつじは完全に終わっていました。
でもこの北九十九島を望むこの展望。素晴らしいでしょ?
写真を撮っていたら、そろそろ展望所からクルマが追い出されそうだったので隣の冷水岳に向かいました。
どうですこの展望!北九十九島の風景が素晴らしいです。
佐世保の朝は晴れ。今日は大好きな北松浦半島の海沿いをめぐる旅。何度も来ている場所だが今年はどんな風景が見れるのだろう。春霞の中の素晴らしい風景を探す旅のスタートです。
平戸島の東岸国道383号を南下中。平戸ののどかな雰囲気を愉しんでぐるっと巡って平戸風力発電所を目指します。
海は凪いでいて、素晴らしい風景が広がっていました。ここの風景は本当に好きなんです。
以前はアクセスが悪かった平戸風力発電所への道ですが、新しいトンネルが出来て便利になりました。
まずは国道383号を南下して草積町まで行きこのセメント工場を右折です。このあたりです(Googleマップで開く)
公園の入口付近です。
最後の坂道を駆け上ります。
凪いだ海に漁船の航跡がいつまでも残っていました。
平戸風力発電所をあとにして、人津久海水浴場に向かいます。いつもは県道19号なんですが、時間短縮のため国道383号経由で向かっています。平戸の西岸の集落は国道383号から分岐したいい道が整備されて来ました。県道19号も改良部分は増えてきていますので将来的には平戸西岸も二車線の道が整備されそうです。
先程の有僧都岳トンネルの西側入口付近は眺望がなかなか良いです。向かう人津久海水浴場は右側の山の向こうになります。
人津久海水浴場に到着しました。なかなか美しい海岸でしょ?
エンジンをとめて、やさしい波音を聴いていました。
根獅子の浜にも来てみましたが、なかなかクルマと撮って絵になる場所が見つかりません。
ボクの生月島サンセットウェイのベストショットはこれかな?2012年の風景です。
日本の西の果てを行く道。何度来ても飽きることはありません。走れない通行止めは困りますが…
この時間だとここまでクルマで上がって行けます。
ここに立って遠くを眺めているだけで満足なんです。
このあと大バエ灯台へ行ったりうろうろしましたが、またサンセットウェイに戻ってきました。
生月島サンセットウェイの北側の入口付近好きなんです。この道のハイライトは日本離れした断崖付近ですけどね。
生月大橋を平戸側に渡って直ぐの白石漁港にある、漁師食堂母々の手です。ここは様々な海の幸がバイキングで食べれます。90分2200円なのでかなりお腹を空かして行ったほうがいいですね。この日は負けたと思いますσ(^_^;)
食後、もう一度根獅子の浜へ来ました。
根獅子の浜はかつて多くのキリシタンが殉教したところ
この浜辺にある昇天石も処刑があった場所だという
美しくも悲しい海岸の風景は
やさしい波音とともに、忘れ得ぬ風景となる
この日は夕暮れまで平戸・生月を満喫しようと思ってましたが、いろは島を見たいという思いが出てきました。14時を過ぎていましたが長崎と佐賀県の県境まで移動します。最短距離ではなくあくまで北松浦半島の海岸線を走ります。
渡った平戸大橋を振り返って一枚撮っておきました。
国道204号で佐賀県伊万里へ、伊万里湾大橋を渡って再び国道204号を北上、福島大橋を渡ると再び長崎県。
54km走って、大山公園からいろは島を見下ろします。
いろは島の風景はこの福島にある白岳からの風景が一番素晴らしいと思っています。2009年2010年の九州の旅で紹介しているのでぜひ行ってみてください。この日は体力的にきつかったので白岳行っていませんσ(^_^;) 大山公園はクルマで行けるいいところです。
再び福島大橋を渡って佐賀県に入ります。いろは島展望台に向かいました。眼下にピーターパンの世界、いろは島を見下ろします。いろは島を探検したレポはこちらです。いろは島展望台もなかなか良いところで最初来た時は感動したのですが、やはり南向きで逆光になることが多いですね。海の青さは福島側から見るのがベストです。
いろは島展望台から海へ降りていく道でいろは島の風景を愉しみます。いろは島+クルマではココが一番かな。
坂道を下っていくと
小さな島が浮かぶ、輝く海が現れた
忘れない、眩しかった青の色彩
感動の風景を探して、鷹島(この島も長崎県です)まで来てみましたがこの日はイマイチでした。
悪くはないんですけど…もっといい風景はないかな?
時急ぐゆうぐれ
光を映す棚田、暖かなそらの色
港へ向かう坂道で
大浦の棚田を見下ろすポイントに来てみました。
この日の日の入りは19時1分でした。なのでもう少し足掻いて場所を移動します。県道342号の杉野浦に来ました。
一日の旅の終わりを
何処で迎えるかは凄く大事なことなんだ
旅とは移動しながら感じること
夕陽を眺めながら
きょう感じた、風、薫り、そして風景を
こころに残す
繰り返してく自分だけの旅は
いつまでも続くだろう
太陽は鷹島の向こうへ沈んでいった。
日没後すぐにその場を去るのはもったいない。日没後の空の色彩の変化こそ愉しむべきなのだ。
いろは島の風景を愉しんで、明日のために移動を始めた。国道204号で伊万里へ国道202号で佐世保三川内IC、西九州道、長崎道、九州道で熊本へ。そう明日は阿蘇を駆け巡るつもりなんです。この日の走行距離は約480kmでした。
このトンネルができて便利になりました。有僧都岳トンネル2011年3月に完成しました。さっきのセメント工場からたった3.3kmです。以前は安全なルートだと国道383号、県道19号、堤町経由で13.7km(県道19号で行くとギリギリ1車線の険道なのでオススメしません)。約10km短縮されました。
人津久の浜といえば隣にも美しい砂浜がありますが、過去何度も紹介しているので今日は載せません。トップページの検索欄から検索してみてください。
もう一度人津久海水浴場に寄ってから、県道19号をまっすぐ北上して生月島へ向かいます。
生月島サンセットウェイは昨日も確認したとおり災害により通行止めとなっていて人もいません。
とりあえず迂回路も確認するために入っていきましたが全線離合困難なのに北側からも観光客が入ってくるので離合が何度も発生し交通が混乱していました。迂回路も地元の人だけにして観光客は東側の県道を走らせれば良いとマジで思いました。まぁでも海のきれいなこと!
生月島の東岸、県道42号を走って昼食を食べに行きます。
Z4Mを入れてもう一枚。美しい海とZ4M気に入っている一枚です。
いろは島の風景は意外に知らない人が多いんだけど素晴らしい風景ですよね。
夕暮れをどこで迎えるのかは、旅の重要なポイントですいろいろ足掻いてまたさっきの道へ