空と風、雲と雨   北の大地を駆ける旅 2014/8 北海道
 

3日目 2014年8月10日 最北端をめぐる旅

国道239号と国道275号との分岐地点。ゼイタクな作りで交差点ではなくICっぽくなっているが、逆に事故のもとではないかな?とか、この先すぐに霧立亭という手打ちそばの店があるんだけど「食べたかったな」。(まだ時間が早くて営業していなかった)などと考えながら右折。

6:00旭川を出発。道道98号から道道915号、道道72号で江丹別峠を越えて幌加内を目指した。

幌加内は日本一のそばの産地。白いそばの花が一面に咲いていた。曇り空の空のもと...

雲の流れが速い。やがて霧も晴れてきて少し青空も見えてきた。陽の光にそばの花が輝いている...

朱鞠内湖を出て、国道275号、国道239号で日本海に抜けることにした。ちょっと賭けだったがアメダスを見ながら天気を読んで西へ向かった。さて吉と出るか?でもコレ以上の凶はもうないだろうと思うんだけどなぁ。

台風11号がやってきていた。今日高知県に上陸して北海道の西を北上するらしい。

望めない天気の中、最北端を目指して旅に出る。どんな天気でも旅を愉しんでやるさ。道が続いている限り。

標高380mの霧立峠を登り切るところで突然空が明るくなった。青空だ!テンション上がるなぁ。ボクの天気予報最高!

こういった道を数百キロ走ることを、タイクツと感じるか、愉しめるかが、北海道の旅のポイントだと思う。

9:15頃に国道232号オロロンラインに出た。ま、これだけ晴れてくれれば大満足である。道の駅風Wとままえを通過中。

誰もいない寂しい風景が好きなのだ。

羽幌のフェリーターミナルの食堂はオススメとのミシュランの情報で来てみたが、以前の食堂は無くなっていて新しい食堂は軽食だけになっていた。しかも営業前とのことで時間をロス。アップダウンを繰り返しながらふたたび北上していく...

初山別の街を過ぎて海沿いを走るところ。この先にみさき台公園がある。立ち寄ったが写真も撮っていなかった。

この道はエサヌカ線よりボクは好きなんです。まっすぐじゃないとこも含めてね。

天塩の街で好きな場所はここ。天塩川の河口付近はきれいな公園になっています。

天塩の街で給油。ENEOS天塩SS 旭川から天塩までの250Kmを22.9L 燃費は10.92Km/Lでした。

ふたたび北上を始め、オトンルイ風力発電所を通過。

北緯45度のモニュメント前。

夕来のパーキングで利尻富士を眺めて休憩です。もう数十年来ていますから写真撮る場所もマンネリですね(^_^;)

抜海の漁港に立ち寄りました。

宗谷岬は人が多くて早々に退散。写真も無しです。眠くなってきたので宗谷丘陵に駆け上がってパーキングで40分位寝ていました。起きても天気は良くなっていませんね。サハリンも見えないしなぁ。

さらに北へ、好きな湖である朱鞠内湖を目指した。ここも厚い雲と霧が湖面を覆っていた。

誰もいない湖畔にクルマを止めて、サンドウィッチを噛りながらこの風景を楽しんでいた。

遠別の街から農免農道天塩沿岸地区を走る。前方は遠別の街です。

旅人を見送って、ボクもふたたび北上します。

果ての地に向かって走っている感覚がたまらない道道106号オロロンラインです。

そしてノシャップ岬のレストランシピリカでお約束のうに丼を食べました。ここのは最高!積丹より美味いよ。

食事を終えると14時でした。空には雲が広がっていて暗くなってきました。

とりあえず宗谷丘陵へ向かってみることにしました。国道238号走行中。前方雲がかかっているのが宗谷丘陵です。

晴れていればこういうふうにサハリン(樺太)が見えるんです。40Kmの距離です。

その後は宗谷丘陵を巡りました。

晴れていればなぁ。こういう風景なんですが...

ちょっと趣向を変えて大沼に立ち寄ってみます。

う〜ん

オロロンラインで奇跡の夕陽が...とか思いながら、天北北部広域農道です。利尻富士がなんとか見えてました。

オロロンラインに出て、こうほねの家まで行ってみますが、このような空で夕陽はついぞ見ることが出来ませんでした。

ゆうぐれの時間まで粘りましたがダメでした。

稚内市のENEOS潮見ステーションで給油。185Km走って18L、燃費は10.28Km/Lでした。

台風11号が迫ってきていますが雨は降っておらず、この日は市の花火大会でした。ホテルの部屋から見ていました。

それになにより写真に撮っても絵になります。利尻富士あり、風車ありですからね。

過去にはこんな風景に出逢えました。

オロロンラインでは毎年のようにこのような夕陽を見ることができていたのですが...