5日目 2012年3月21日 天草の海を見下ろす展望所をめぐる旅
まずは十三仏公園を目指した。まだ西岸の海岸には陽射しは届かない。
なんとも言えない空に、はるか彼方長崎半島が見えていた。
この旅唯一の快晴の一日。天草の海を巡り、海を見下ろす展望所をめぐった旅。
3月だと言うのにずいぶん日焼けしてしまったよ。
全然知らなかったが、ここでNHKの大河ドラマ武蔵の巌流島の決闘シーンを撮ったらしい。
白浜が見えてきました。
さらに波打ち際の岩礁を越えて、小白浜へ。
ここからまだ奥にも海岸があるので向かって見ますが…海に阻まれました。
国道389号、崎津を越えて、入り組んだ湾の海沿いを行く。
なんとなく好きな風景だ。本当はいま抜けてきた山間部では無く、西海を見下ろして走る海沿いの風景が好きなのだが、今回は海を見下ろす展望所を巡るのが目的になっているので、泣く泣くパスだ。
荒尾岳も海を見下ろす展望所の一つだが、逆に海と空しか見えないのでよっぽどいい空じゃないと風景として成り立たない所だったな。
季節柄、海水浴場として掃除はされてませんので、漂流物が打ち上げられてはいますが、素晴らしく砂も海もキレイです。
ぜひこの海岸には夏に来てみたい。
この透き通った水、夏にはどんな色になるんだろうね。
そして牛深の街を一望できる遠見山に向かう。一気に頂上まで駆け上がって、NHKの送信所がある山頂に向かった。
あ、でもここからは牛深のシンボル、ハイヤ大橋は見えないんだ。
山頂もそこそこの展望だけれど、山頂までくると牛深の街まで遠すぎるんですね。
そこで上ってくる道の途中にあった展望所に立ち寄ってみたところ…
ばっちりハイヤ大橋がばっちり見下ろせます。牛深の夜景を見るのもここからなら本当にきれいに見れそうです。
夜景について、散歩に来ていた地元の人に聞いて見たのですが、牛深自体が灯りが少ないからイマイチだよ。とのこと(^_^;)
これから走る、天草下島の東岸を北上する県道26号にはコンビニなどは期待できないので、牛深のヤマザキデイリーストアで食料を調達して出発。
木造りの造船所を横を通っていく。海の生活が感じられる道だ。
翌日の天草は快晴。この旅初めての晴れを満喫しなければ悔いが残るとばかりに早朝出発。朝飯はイランと言ったけど、しっかりお弁当を作ってくれていたこの宿は素晴らしい。
宿を出て、海沿い南下を始めると、天草を旅した人が必ず憶えている素掘りのトンネルを通る
国道389号をさらに南下する。この辺は山間部を走るところ。
大江天主堂の白いチャペルが輝いて見えたので、立ち寄って見た。
これから向かう茂串海岸は、九州一綺麗な海岸と言う人がいるくらい素晴らしい海岸らしい。
平日の早朝だが、磯釣りのクルマがもう何台か来ていた。
のどかな海沿いの道が続く。
ボクが好きな海沿いを行く旅。
キレイな海、輝く海、青い海を見ながらとことこ行く旅。
地元の人と、会釈したり、こんにちは!と挨拶したりしながら進む。
展望所があるかどうかはよくわからないけど、ツーリングマップルで目を付けていた梶木岳目指して走り出す。
山へ向かう道路は通行止めだった。通行止めじゃなくてもちょっとZ4Mで行けたかどうかは怪しい感じ。
北岸にクルマを向けたがこっちも崖崩れで通行止めだった。
船津湾、中田湾、鹿児島の長島に船が出ている中田港を通って、竜洞山に着いた。道はすべて2車線のいい道だった。
展望台に着いて見下ろすと、この風景。思わず声を上げた。
そうそう。この案内板にあるように、波打ち際の岩礁を歩いていかないと、白砂の海岸にたどり着けないんですね。ここは。
さて、岩礁を歩きますが意外に滑りません。
ちょっと安心しながら急ぎます。でもいま満潮かも…満潮だと通れないところがあるらしいんだ。
この先の砂浜もきれいな感じなのですが...
満潮時渡れないと書いてあったのはこのさらに先なのですが、この日は小白浜までしか行けませんでした。
ちょっと残念です。
牛深の街の向こう下須島はよく見えるけれど牛深の街自体は見えない。
こちらは、鹿児島県の長島方面。
北岸から見た船津湾はすごく青い。美しい海だ。