8日目 2011年7月23日 最期の日、夏の日本海をめぐる旅
この先は比較的新しい道路。いい道をどこまでも岩内まで...
荒々しい海岸線が続く積丹への道。国道229号も改良が進んでほとんどが快走路だ。
初めて北海道へドライブに来た時は、積丹半島はまだ国道が繋がっていなかったのだ。
早朝に十勝を発って、積丹へ向かった。旬のウニを食べて、旅慣れた道南の日本海を行く...
急がずゆっくり、海を巡る旅。夕暮れまでに見たかった風景にやっと巡り会えた日。
さて、国道229号のこの辺は雷電国道と言われる。その名前の地名である雷電温泉前にクルマを止めて、弁慶の刀掛岩を見る。この岩こそ台風一回で折れてしまいそうなのだが、毎年この形のまま残っているね。
雷電温泉にも一度入浴してみようと言いながら、ずっと達成していない(^-^;
そして、立象山公園(上の写真左の山の上)に向かいました。
ここからは瀬棚の街が一望できます。
9時30分にみさきに到着。
既に駐車場は満車で、第二駐車場へまわらなきゃならなかった。限定危うし...
でもまぁ、なんとか限定25食の赤ばふんうに丼にありつけました。でも店の中には40人以上居たから、本当に25食かどうかは怪しいなぁ(^-^; まぁ、でもこの値段で旬の赤ばふんうにが食べられて大満足ですね〜
うにで食欲を満たして、どこへ向かうかだが… 過去素晴らしい風景ばかり見てきた、島武意海岸はこの天気じゃイマイチだろうし、とりあえず神威岬へ向かうことにした。海沿いを走っていると神威岩が見えてきた...
このあたりの道の駅はふざけた名前で、「みなとま〜れ寿都」(止まったこと無いけど)とか、「よってけ!島牧」(一度だけトイレ休憩)とか名付けられている。
で、モッタ海岸温泉で被曝(北海道一のラジウム温泉なんです)して帰ることにしました...
あったまりすぎて頭がぼーっとした(^-^;
弁慶岬には寄らないけど、寿都の街へ登る道は結構気持ちいいストレート。
そして弁慶岬を越えて下って行く道が好き。前方には雲に隠れた狩場山が見えてくる...
やっぱり、積丹ブルーあっての神威岬ですよね。神威岬が良かったのは2007年、島武意海岸が良かったのが2008年かな。
寿都の街が見えてきた。鰊御殿の前にある祠から風力発電のプロペラがよく見える。
いい天気だ。オープンで走る北海道の旅ももうすぐ終わってしまう。名残惜しさを感じながら走るソーランラインだ。
早朝の帯広を出て、道東道に向かった。
道東道東向きは通行止めなのに、帯広広尾自動車道から侵入して行って、結局音更帯広へ向かってしまう。
道道75号、735号経由で十勝清水ICから道東道へ入る。
道東道はずっと霧。国道274号に出てやっと晴れた。ちょっとイラついていて、前を走る直線だけやんちゃなボルボが鬱陶しくブチ抜く。(反省)
道央道、札樽自動車道経由で小樽へ...
既に8時30分だった。
一気に積丹を目指すが、果たして赤ばふん生うに丼(3200円)『限定25食』にありつけるのかどうか?
旬の時期の休日は朝一で売り切れることもあるというが...
そうこの奇妙な風景が瀬棚の街です。風車と、三本杉と言われる奇岩の街です。
ここ瀬棚から奥尻島への船が出ています。
そして北方には今走ってきた狩場山が見えていました。
よく海岸線に道が作れましたねぇ。北海道の日本海側はスゴイところに道路を通していますね。)雄冬岬とかね。
立象山を降りて行きます。
瀬棚から国道229号はしばらく内陸部を走ります。尾花岬は道道740号がまだつながっていない未通区間で、しかも北海道最西端の地ですから、ゼヒ道路の完成を期待したいですね。
ここから先、国道229号を淡々と走っていましたが、イマイチの天気。
かもめ島でゆうぐれを迎えようと思っていたけど、肝心の夕陽は見れそうにありません。
結局江差から国道227号で函館に向かいました。
この日も鮨金に鮨を食べに行って、終了でした。
この天気でも、さすが神威岬は人が多い。せっかく来たんだから写真くらい撮ってこうと言うことで、300mmの望遠レンズだけ持って、ちょっとだけ撮って来ました。
もちろん岬の先端へは行きません。なんか過去見た素晴らしい風景のイメージが変わっちゃうような気がしたんです。いや、めんどくさかっただけかな(^-^;
うだうだしていたら、11時になっていた。
さて、函館目指して日本海を走ろう。
ナビをセットすると必ず太平洋側を走るよう示すのでウザい。海沿いを走るって設定のナビってどっかにないかなぁ?
蛸岩付近から神威岩を望む。
こういう岩礁風景って、天変地異で来年は見れないかもしれないんだよね〜
などと言いながら男前の神威岩を見てたんです。
羊蹄山が見えてきたらまもなく岩内です。
途中、泊原発のPR館に寄ろうと思っていたんだけど、しょぼい建物なのでやめた。去年九州で行った玄海原発のような建物を想像してたんだけどなぁ...
岩内の街はお祭り中で少し渋滞。
屋台が出ていて、海の幸が色々食べれそうだったんだが、寄っていると時間が無くなりそうだったのでパスした。
しばらく奇岩が続く海岸線を走り続けます...
そして遠くに瀬棚の街が見えてきた...