平戸島北端を行く...
田の浦へ
こっちは生月島方面。生月大橋も小さく見えていた。
これがさっきまでいた、中瀬草原。白い建物が平戸ユースホステルである。
平戸城も市街の観光地も全てスルーして県道153号を北へ向かう。
白岳(250.3m)の頂上を目指して1車線の道路をひたすら登っていく。離合は出来ないけど、路面はまぁ耐えられる程度。
覚悟を決めてひたすら登っていく。
こちらは、川内峠だ。
もう少し開けた港を想像していたが、本当に宿が一軒あるだけだった。
さぁて、ここからどこへ行こうか?
久しぶりに平戸東岸の農道でもゆっくり走ろうかな?
平戸の北端には田の浦温泉という一軒宿がある。
弘法大師ゆかりの炭酸温泉だという。
日本後紀に延暦二十三年(804年)7月に田浦を出帆と記されているそうだから、相当な歴史のある温泉であり古くからの国際港だったのだ。その港はこのような入江である。
白岳の頂上に到着。
度島そして的山大島が青い海に浮かんでいた…
度島(たくしま)で一番大きな建物は度島小中学校。
そしてその背後には的山大島の風力発電。
手前にある岩礁に小さな灯台だけがある島は横島という島らしい。
白岳の頂上部の草原はすり鉢状になっていて、真ん中に東屋が建っている。
この頂上部には、岩石の車止めがあって入ってこれない。
軽自動車ならなんとかすり抜けられるかもしれないが…
平戸島の東岸をのんびり行くドライブ
平戸市街を突っ切って、国道383号を南へ。
千里ヶ浜に新しい公園が出来ていたので立ち寄ってみた。この海岸は1年ですっかり変わってしまっていた。
もともと美しい浅瀬というか、干潟のような海岸だったのだが、ちょっとこうなってしまっては逆に環境破壊のような気もする。真ん前にあるホテルには嬉しい公園の出現だろうが…
国道383号線紐差でコンビニに寄ってから、県道60号へ。紐差のファミリーマートがこの先最後のコンビニなのだ。
木ヶ津から木ヶ津農免道路に入る。
海岸沿いに段々畑と棚田が続く。そして対岸には北九十九島。眩しい太陽のもとゆっくり愉しむ。
木ヶ津農免農道から再び県道60号線に戻る。
ツーリングマップルでは木ヶ津農免農道だが、木ヶ津ふれあい道路と看板にはあった。
県道60号線も海沿いを行く道路。
まぶしすぎる陽光が降りそそいでいた。
地図を見ていると、山側には「平戸ふるさと林道」という道があるらしい。次には行ってみたいけど、それほど良い風景が望めるような感じもしない。
今日は海沿いを行くさ。
透き通った美しい海。
しかし、遠景は霞んでいた。クルマには砂は付かないので黄砂ではないようだが…
こういうアップダウンの海沿い道路をのんびり走って…
津吉の街に出ました。ここからは佐世保へ向かう船が出ているそうだ。
残念ながらクルマが乗れるフェリーではなかった