23日の天気予報は、道東南部は曇りときどき雨。道東の北部では曇りときどき晴れだった。
根室方面が晴れたら、また落石岬灯台に行ってみたかったのだけど...
なんとなく北へ行けば晴れてくれるような気がしていた。
そしてそれは現実になった。
晴れを待つ昼寝から目覚めたら、そこはスカッと晴れた青空にシーラス雲が流れる風景の中だった。
23日の天気予報は、道東南部は曇りときどき雨。道東の北部では曇りときどき晴れだった。
根室方面が晴れたら、また落石岬灯台に行ってみたかったのだけど...
なんとなく北へ行けば晴れてくれるような気がしていた。
そしてそれは現実になった。
晴れを待つ昼寝から目覚めたら、そこはスカッと晴れた青空にシーラス雲が流れる風景の中だった。
尾岱沼温泉から網走へ向かって...
7日目 2009年7月23日 晴れを呼び寄せた日
野付湾に面して建つ、尾岱沼シーサイドホテルのロケーションは最高なのだが、ここに宿泊していい天気だった事が無いのでホテルからは野付湾のすばらしい風景を見れた事は無い。
このホテルはまさにカメラマンの宿と言う感じで、廊下には野鳥や風景の写真がずらりと展示されている。
チェックアウトして、ホテル裏の野付湾を見に行った。
北海しまえびを獲る帆掛け船がの姿があった。
だいたい、40分くらい微睡んでいたのだが、ふと起き上がると素晴らしい青空が広がっていた。
おぉ...晴れた。すげぇ。
意地で晴れさせたぜ。(いや、ただ寝てただけ...)
能取岬の晴れのあの道の風景を見なくては、北海道に来た価値がないのだ。
灯台はそっちのけで、Z4Mを岬へのアプローチの道へ走らせる。
ボクが日本で一番好きな道の風景だ。
この風景が見れただけで、雨続きのこの旅もにも満足感がある。
ここにいると、時間が経つのを忘れてしまう。
さて、晴れて来た事だし、花をさがして走ろう。
美岬ラインへの交差点前にもう一度クルマをとめて、道の正面に見えた能取岬灯台に別れを告げる。
能取湖をぐるっと廻って、能取岬北西岸を目指す。
ここを訪ねる人は少ないが、ここから見る能取岬の風景は素晴らしいものがある。
美岬トンネルを越えて前方能取湖の方向はスカッと晴れている。
この美岬ラインは最近スカイラインのCMでも使われていた。
海沿いを走り、森を走り、そして広大な農場を走る素晴らしい道である。
3年前まではダートが残る道だったが、今では全線舗装された快走路になっている。
これも、大好きな道の風景。
実った麦が、今年は全く違った風景を見せてくれた。
美瑛では絶対見れない農場の風景がここにはある。
泥だらけのZ4M。
長い旅を続けている証。
ピカピカの方が逆に可笑しいぜ。と声をかける。
能取岬北西岸を行く...
網走の街をすぎて、たどり着いた能取岬はこの通りのお天気。
まぁ、晴れているとは言えるかも...という天気だった。
能取湖とサロマ湖の間にある丘陵を駆け上る。
ここにも麦が一面に実っていた。
帆掛け船もそれなりの天気ならもっといい感じに撮れたかもしれないな。と思いつつ120Km先の網走へ向け出発。
国道244号で斜里岳を越え、斜里の街へ。釧網本線の止別駅から線路に沿って走ると青空が見えて来た。
もう晴れたかとぬか喜び。先の浜小清水ではまた曇天のもと。
到着したのは10:30だった。
すこし眠くなったので、オープンのまま寝てしまった。
クルマを止めたまま灯台の写真だけを撮っていた。
やっぱりここは感動の風景だよ。
今年も晴天のこの風景を見る事が出来た。
蒼い空にはシーラスが踊っていた。
美岬ラインは能取湖の沿いを走って、農場の横に出た。
ここの風景をボクは毎年楽しみにしている。
今年は麦が実る風景だった。
風に揺れる麦の穂、蒼い空に流れるシーラス。
いいねぇ。
じゃがいもの花が満開だった。
遥かには能取岬が見える。
実った黄金の麦の穂がまぶしい...
背景には蒼いオホーツクの海。
実った黄金の穂が風に舞う...
ちなみに2006年の風景はこうでした。
この風景がもう一度見たくて、たまりません。
決して今年の風景も捨てたものではない。
麦の穂が風にそよぐ風景。
以前、7月にここに来た時はじゃがいもの花が満開だったのだ。
じゃがいもの花も探そう。
麦実る丘を駈けて、花をさがしにサロマ湖へ向かう。