冬の終わり、九州の旅 2007/03 九州
 

浜野浦の棚田をちょこっと見る

そして、展望台から見たあの砂浜です。

完全に人工の砂浜ですが、久々の砂浜。

裸足になって海に入ってみましたが、冷たすぎました。

この週は九州でもこの冬一番の寒さだったんですから...

萬坊で食事をして、国道204号に戻る。

途中、秀吉が朝鮮出兵の拠点に築いた名護屋城跡や波戸岬などの景勝地がある。

波戸岬は、レジャー用に開発されすぎてあまり魅力的に思えなかったので、先を急いだ。

浜野浦の棚田は玄海町にある。

夕陽を照らす棚田の風景が有名で多くのカメラマンが集う場所でもある。

右が昼の風景だが、私はあまり棚田などに興味が無いので下にある展望台に降りずに道路からちょこっと写真を撮った。

しかし、この写真にはうそがある。わかりますか?

どこまでも青い海。

正面には福島、右に鷹島。

もう対岸は長崎県である...

「いろは島」とは「いろは」と数えるほど島々が点在していることに由来するという話もあるそうだ。

いろは島とは、伊万里湾に点在する島々の総称らしい。

この青い海に浮かぶ弁天島、帆立島など、緑の島々のあまりの美しさに、弘法大師も筆を投げたという言い伝えがあるそうだ...

そして、点在する島々の中でもひときわ目を引くこの砂浜のある島...

「ここに行きたい!」

山を降りてこの島へ向かうことにする。

展望台から見えていた「いろは島」へ到着。

ちょうど横には国民宿舎いろは島がある。

この島は正式には島山島という名の周囲1.3Kmの無人島。

やっぱりきれいだ...キテヨカッタ。

展望台から見た、あの島へ上陸...

いろは島展望台から一気に下る道。

美しい島々を眺めながら、1.5車線の道をひたすら下る...

で、この後どうするんだ...

既にこの時、時間は15:00だった。日没までは3時間。それほど時間は無い。

今日の宿も確保していない...

とりあえず絶景だと言う川内峠を通って、生月島へ向かおう。

平戸の町並みにはそれほど興味は無いし、時間も無い...

いい加減な目算と今日の旅をどこで終えるか確定しないまま、国道383号を走り出した...

伊万里を越えて平戸島へ...

島へ渡るメルヘンチックな橋。

この島山島は、島全体を童話「ピーターパン」の舞台、夢と冒険の島・ネバーランドとして演出しており、花と冒険の島と呼ばれています。

この橋は、妖精の橋と言うんだそうです。

山中に入った国道204号で、いろは島展望台のカンバンを見つけたので右折して畑の中の道を進む。4Kmほど畑と森の中を行くと駐車場に到着した。駐車場でコンデジをアスファルトの上に落としてしまった。ボディが盛大に凹んで、気分も凹んだが、正常に動くようなのでヨシ...(涙)

そして海を見下ろすと...飛び込んできたのがこの風景...

島には、バックに見えるような建物や、ピーターパンの登場人物が配置されています。

家族連れにも楽しめる遊具がいろいろ設置されているようでした。

穏やかな透き通る海...

これだけあれば他には何もいらないなぁ...

本当の写真はこれ。

上空に高圧電線が走っています。上の写真は画像処理で消しています。

しかし、2つの駐車場やトイレ・展望台まで作って観光の目玉にしたいんなら高圧電線なんか通さなきゃいいのに。

迂回する方法なんていくらでもある。

多分写真家が撮った写真の多くは電線を消しているのだ。または空を写さない構図を選ぶしかない。

まぁ、夕陽と一緒に撮っている写真に電線が写っていなければ、作られた写真と見て間違いないだろう。

なんとなく腹が立ってここを後にした。(別に腹立てる必要なんて無いんだけどね)

いろは島展望台からの風景

いま渡ってきた、平戸大橋方面。

遠く、伊万里湾に浮かぶ島々まで望むことが出来る。

こちらは九州本土方面。

正面は青砂崎、右手前は大崎鼻です。

石組みで作られた堤防の先端まで行って見ました。

誰もいない無人島を楽しめました。

今日は日曜日なのに??

平戸大橋を見ながらルートに悩む...

平戸大橋の通行料は100円。思ったより安かった...

とにかく無計画な旅なので、平戸まで来ることも予想外だったので地図を見ながらルートを検討しようと、平戸大橋公園に立ち寄った。

「ふ~ん、ここいつも写真で見る場所だな~」などと思いつつ写真を撮った。

これと同じような写真が、皆さんが持っている平戸を紹介するガイドブックなどに載っていると思う。赤が眩しい橋だった。

平戸のパノラマ。川内峠の風景

平戸大橋公園を出て、国道383号をしばらく走って、平戸市外方面に右折、しばらく走って左折すると川内峠に向かう森の道が続く。3Kmほど走ると突然森は無くなり、大草原が広がる...

標高267m、平戸島の大パノラマが広がる峠である。標高はさほどではないがここ平戸島ではいちばん眺望が開けている場所で

ある。

この写真は北方を見ている。手前に古江湾、遠くには的山大島(あづちおおしま)まで望むことが出来た。

草原の道を歩く...

遠くには九十九島が見えてきた...

ここ西海の風景はどこまでも青く美しい。

ベンチのかなたに生月島が見える。

次はあの島に向かって走ろう...

青い空がやけに眩しかった。

国道204号をひた走る。伊万里の有田川を渡る二里大橋の橋の上。

伊万里大橋を渡れば伊万里の市街をバイパスできるが、この日はさほど道路は混んでいなかったので、伊万里市街を通っていった。

伊万里港沿いにかなり遠回りをして再び国道204号は北上する。

今福町あたりの道路でパチリ。

道路がブルーで黄色のセンターラインがなんだか気に入ったので撮ったのだった。

うだうだ国道204号を走ってきたら、あっちゅうまに平戸大橋に着きました。

ちょっと雲が多くなってきたけど、天気は上々。

平戸はどこを観光すれば...違う、走ればいいんだろう??

全然調べていないのであった...

生月島へ向かう道

生月島は、いきつきじまと読む。

長崎県の西北端、平戸島の北西14キロの海上にある離島だったが、平成3年に生月大橋によって陸続きとなった。

写真は長崎県道19号で生月大橋に降りていくところである。

生月大橋への直線のアプローチ道路。

普通車は200円である。

さっそく橋を渡り始める。

この橋は、中央径間は400メートルあり、三径間連続トラス橋としては世界最大規模だという。

この橋、昨年9月いっぱいまでは600円だったそうだ...

そりゃ、ちと高すぎるよね。

渡りきったところにある道の駅生月大橋に立ち寄って、今日の宿を確保すべく電話をかけまくる予定。