風を切ってワインディングを駆け上がる...

たどり着いた山は、カルデラに群青の水を湛えていた

神の山の向こうから風に乗ってながれてくる雲は

その風によってチギラレ、こっぱみじんになる

ある雲の欠片は蒼天の天辺に向かってばら撒かれ

その他のほとんどの欠片は南の地平線に向かって流されていった...

どこまでも蒼い、めまぐるしく変わっていく空の風景

なにも変わらないカルデラ湖の風景

次はどんなシーンに出会えるだろうか


この風景に出逢った旅は

海沿いの道、海へ向かう道 2006北海道