寒明の雨、九州の海岸を行く 2012/3 九州
 

3日目 2012年3月19日 さえない天気の大分南部海岸線の旅

このように日豊海岸を見下ろす牧場としては一級品の展望でぜひオススメしたい場所なのだが、ここから海側へ降りていく道は道幅は1.5車線あるがかなり落石が多いので注意が必要です。道を外すと更に酷い道になりますので、行かれる場合は上の地図で道路の詳細ルートを確認下さい。

臼杵の街を出て、一気に宮崎を目指すため一旦高速道路で佐伯まで走り、そして国道10号へ入る。佐伯から南の国道10号線はぐっと交通量も減る山間ルート。昔は交通の難所だったところ。途中日豊本線の難所だった宗太郎駅に立ち寄ったのだが、なぜか写真が消えていた(^-^; そして宮崎県延岡市に入って、市棚と言う駅から山を駆け登って今日の一つめの目的地、鏡山へ向かった。

ツーリングマップルによれば鏡山牧場から山森林道を行くルートが推奨されているが、熊野江から登る川内林道のほうが道幅もありお薦めである。

川内林道を下って行くと熊野江の海岸に出る。このような美しい白砂の海岸が800m続いている。

この日は大分南部と宮崎県北部はバッチリ晴れる天気予報。

ところが朝起きてみると臼杵はドン曇りの天気。やられた...ボクはドン引き(^-^; 

とりあえず今日は佐伯に宿泊するのは決めているので、国道10号を南下して宮崎側から北上することにする。

天気はイマイチだが、下阿蘇海岸は相変わらず美しい。

沖にある島は、日豊海岸最大の島である島野浦島である。一度ここで海水浴がしたいなぁ。

茶山展望台でパチリ。このように茶畑が見下ろせる展望台だ。

しばらく、下阿蘇海岸を散策した。

流れこむ川が砂浜の中を複雑に変化しながら海へ向かっていた。

市棚から鏡山へは国道10号を左折するいい道があるのだが、ナビの案内でかなりの狭路を進まされる(T_T)

10Kmの1.5車線の道を駆け上がると、鏡山牧場に出る。

牧場からはこのように海が見下ろせる。天気が残念な朝だった。

下阿蘇海岸を出て。さらに北上する。

なぜか気に入ってるハイトンネル。どうしてか通るときにニコニコしてしまう。

これから向かう陣が峰へはこのカンバンが目印だ。

最終的に目指すのは蒲江だが、茶山展望台という案内に向かって進むのだ。

ここから陣が峰への道のりはすこしハードだ。覚悟して進んでほしい。それなりの絶景が望めるところなのだが...

とにかくいつも岩が転がっていて路面が悪い急坂である。ずるっと滑って谷底ってこともあり得る道である。

この神社まで来ればあともう少しである。ただ断崖の道は続くので慎重に進んでほしい。

陣が峰の最狭区間はガードレールがついて、拡幅されていた。ちと残念である。

ここで撮ったようなこの写真はもう撮れないなぁ(^-^;

熊野江から北上し、道の駅北浦へ向かった。

美しい下阿蘇海岸にある道の駅。過去訪れたゆうぐれの風景は忘れられない。

塩工場の横を通って海岸に降りていった...

北浦の街から北へ向かうには3つのルートがある。一つは国道388号をそのまま北上するルート。もうひとつは快走路のふるさと林道、そしてボクが行くのが県道122号だ。お世辞にもイイ道とは言えない(^-^;

このようなガードレールが付いて、拡幅されました。

ドコモの基地局が頂上に出来たので、その時に道も補修したのだろうね。

ちょっと残念な空模様だが、ここからの風景がボクは好きだ。

日向灘を見下ろすこの風景に何度も逢いに来るだろう。

ドコモの基地局が出来ていた。

以前はここに屋根付きの展望所があったのだ。

陣が峰から見下ろす風景に大きな変化がある。このように東九州自動車道の南進工事が進んでいるのだ。

この道路が完成するとこの付近ののどかな雰囲気は無くなってしまうかもしれない。山沿いの2車線道がふるさと林道だ。

陣が峰でしばらく過ごして、ふたたび海沿いのルートへ戻っていった。

海へ飛び込むような急坂を下って...

県道122号の分岐へ着いた。

ここから先も道はあまり良くない。路面には倒木がゴロゴロしている。