5日目 2011年7月20日 めまぐるしく変わる天候の中、道東へ
北から雲が次々に流れてくる。
Z4Mと撮った写真は、この旅のお気に入りだ。
つづれ折りの上りが続いて、糠平湖が望めるところにクルマを停めた。
層雲峡は通るけど、ここじゃぁ止まりません。完全にスルー。
層雲峡を訪ねたのはいつが最後だったっけ?
大雪ダムで国道273号に入る。
他のクルマには全く出会わない。
三国峠まで一人旅だった。
三国峠は晴れていた。ここは標高1139mの北海道最高所の峠なのだが、そんなに高くは感じないなぁ。
松見大橋がパーキングからも少しだけ見える。
松見大橋を下って、三股付近のまっすぐな道が好きだ。三股山荘に寄ってコーヒーでも飲みたいところだけど、多分まだ営業してない...
道の駅足寄湖に立ち寄って、お腹が減ったので足寄チーズカレーを食べた。
積極的に食べる味とは言い難い... 下の駐車場には自衛隊の車両がたくさん集結していた。
また曇ってきたので、ダメだろうと思いつつも、オンネトーに立ち寄った。
わかっていた通りダメ。雨まで降ってきた...
もともと天候にあまり恵まれそうじゃない旅だったが、結局また一昨日宿泊した旭川へ戻ってきて、今日は道東へ向かおうと思う。天気予報は曇り時々晴れ。
旭川の朝は例によって霧の中だったけれど、霧は晴れているから出るもの。大雪山へ向かって国道39号を東へ...
快晴の山越えのあと、めまぐるしく天候は変わっていく。
あつい雲が切れて日差しが出てきたので、ここでZ4Mの記念撮影。この雲がかかっているのがナイタイ山らしい。
この先5分後に天候は急変する。
糠平から久々に然別湖に行って見ることにする。ここで右折して道道85号を進む。
ハイランド小清水は例によって雲の中。
一気に道道102号を下って藻琴駅まで出ました。ここは快晴。
Z4Mを見るとなんか真っ白です。豪雨の十勝を走ったときに付いたみたいですが、乾いてくると真っ白に...
融雪剤だろうか?さいわい網走にはなじみの洗車場がいくつもあるので洗車します。やっぱ水だけで落ちません。スポンジでゴシゴシしてやっとピカピカに。今日はこれで旅を終えて、なじみの鮨屋に行くことになっています。
今日のドライブがどういう結果でも、最後にはこの鮨でニコニコになるように昨日夜に予約しておきました(^^♪
網走の夜は、いつもの鮨むらかみです。人気店なので最近は予約しないと入れません。去年は飛び込みで行ったら予約でいっぱいで入れずでした(^-^; 今日もおまかせで握ってもらいます。
旭川市内は霧が出ていたけど、国道39号を走りだすとまもなく快晴に...
一路層雲峡へ向かって走っていく。
松見大橋を見下ろす、おなじみの風景。
ボクはあんまりいい風景とは思ってないけど、紅葉時期はスゴイのかねぇ?
以前は糠平国道を走ったら、必ずタウシュベツ橋梁を訪ねていたものだが、2009年にタウシュベツ橋梁に至る林道が閉鎖され入れなくなってしまっている。
これは2008年に訪れた時の写真だ。2003年の十勝沖地震で崩落した部分が見えるが、立入禁止になったのは橋梁崩落の危険性などが理由らしく、橋の上は立入禁止にもかかわらず入り込んでいた人にも責任がありそうだ。
変わって、国道273号沿いに駐車場が設置され、湖畔に展望台が設けられている。
その入口がここ。原生林の中を少し散歩する感じでなかなか雰囲気がいい。
しかし、肝心のタウシュベツ橋梁は半分以上湖に水没していた。
実は6〜9月の糠平湖の水位はこれが普通らしい。以前ボクが写真に撮っているように見えるのは通常3〜5月の時期らしい。夏に来て全景が見えていたのは単に運が良かっただけなのだ。なお、新しい展望台からタウシュベツ橋梁まではかなりの距離があるのでこれくらい大きく撮るにはかなりの望遠レンズが必要です。
然別湖の湖畔の道は1.5車線ほど。これぐらいあれば離合に困ることはまず無いはずだが、寄せられないクルマが何台もいることに驚き。いつも広い道ばかり走ってるからかな?
湖畔の道だけど、湖はほとんど見えない。
たどり着いた、然別湖の湖畔。
美しい湖だが、ここは宿泊しないと少し居づらい感じ。
北海道三大秘湖の東雲湖にチャンスがあれば行ってみようと思ってたけど、雲が多くてヤメテみたのは好判断だった。
白樺峠では突然の豪雨。
これは十勝平野に出てもやむことはなかった。
当然行こうと思っていたナイタイ高原牧場へも行くのはあきらめた。
十勝で美味しいもんを色々食ってやろうと思っていたのだが、豪雨のためあきらめて、国道274号を東へ向かう。上士幌町を越えたあたりから青空が見えてきて一安心。ただ雲は次々に流れてくる。
こんな感じで、戦車の砲塔だけが運ばれている。
ちょっとこの砲塔に登ってVサインで写真を撮りたい感じ。
この日最も晴れていたのが阿寒湖周辺。
ただ阿寒湖は素通りして、屈斜路湖も晴れているだろうと予想して進んでいる。
その時の国道241号から見た、雄阿寒岳である。素直に阿寒湖に寄ってれば良かったんだが...
国道241号を摩周まで降りてくると、どんより曇ってました。
和琴半島の湖畔もこのとおりさえない感じ。このまま美幌峠もツマンナイので、屈斜路湖の湖畔を道道52号、102号と走って、藻琴峠に来て見ました。
少し晴れ間がありましたが、過去見た風景とは比較にならず、峠越えを楽しみます。
勇んでホテルを出たら、カメラを忘れていました(^-^; 仕方が無いのでiPhoneで撮っています。いつもどおりおまかせで握ってもらいます。昨年は来ていなくて、2年ぶりですが覚えてもらっていました。最初のイカから釣きんき、最後を締めるいばらがにの内子まで一気に食べます。
塩で食べるイカの美味さ、釣って活き締めしたきんきは絶品。活き締めのきんきはむらかみの主人から要望して実現したそうです。網走の釣きんきとしてブランド化するそうで、きんきに付けているラベルを記念に頂きました。
そして、やっぱり最後のいばらがに(イバラガニモドキ)の内子は赤ばふんうにを上回る美味さです。その前の紫色のタラバの内子も美味しいけど、順番に食べると引き立て役にしかならないねぇ。今年も大満足。ドライブはイマイチでも美味しい物食べれば満足な一日になるね。また2012年も行きたいなぁ。網走の鮨むらかみです。写真がイマイチでスミマセン(^-^;