秋声、九州をめぐる旅 2011/11 九州
 

出発時にナビに目的地(南大隅町)をセットしたら、ナンと1500キロ!?

仕事を終えて寝ないで走り続けることができるのか不安な距離だったが、いつもどおりの出発。

実質3日の急ぎ足の旅だが、大隅半島へたどり着くことだけを考えて東名自動車道を走りだす...

大隅半島を目指して走る...

1日目 2011年11月23日 本土南端へ向かって1,500キロ

うぉぉぉ!(◎_◎;)

なんだこれは砂嵐みたい?

いや、これは雨のようにザーザー音を立てながら、大量の火山灰が降ってきたのだ~

助けてくれ~と思わず声が出た。

みるみるうちに、Z4Mに火山灰が積もっていく...(T_T)

九州道に入ってから、突然眠気がやってきた。当然だろうね。あまり休憩も取らずに1000キロ以上走っているのだから...

仮眠休憩を取りながら、東京を出て1370キロ。東九州道の国分ICを出たのは16時を過ぎていた。

ここでオープンにして錦江湾沿いを走りだす...  前方には噴煙を上げる桜島が見えてきた。

桜島を照らす太陽はもう夕暮れのようだった。

国道220号を南下していくと旅の気分が高揚してくる。ゆうぐれの時間までに根占の街に着けるだろうか?

桜島を過ぎてしばらくすると降灰はおさまりました。

このまま垂水市、ちょっと用事があった鹿屋市経由で根占まで1500キロ走りました。

途中洗車場を探したけど全くありません。洗車機はあるけど、火山灰は石の角がカミソリのように鋭利だという話を聞いていたのでとても洗車機にいれる気にはなりません。結局この日は洗車出来ませんでした。

それでも走り続けたら、降られた直後は全身真っ白だったZ4Mも灰がかなり飛んでインテルラゴスブルーのカラー見えてきます。トホホの埃まみれの旅の初日でした。

うぉー全然止まないし... どーすりゃいいのか f^_^;)

危うしZ4M。とにかくこの砂塵を越えるまでは止まれないのだ。

桜島の真横をとにかくひたすら駆け抜ける。駆け抜ける歓びは無い。気になるエアフィルター(T_T)

さて、この日は根占のネッピー館に宿泊です。

当初の予定ではパノラマパーク西原台で夕日を見るはずだったのですが、1500キロの行程の後半でのペースダウンと桜島の火山灰の洗礼を受けて達成できませんでした。

まぁ、予定通り行かないのが旅。ハプニングを愉しみましょう。

この日はネッピー館で食事。ハマチの刺身定食でした。鹿児島の醤油は九州でもとびきり甘いのでどうも馴染めません(^-^;

♪ Loveshadow - There's A Better WAY !♪http://ccmixter.org/people/Loveshadow

2011年11月23日から27日までの5日間、九州を旅しました。例年3月に九州を旅するのが恒例なのですが、3月11日の夜に出発する予定だったので当然取り止めです。GWにも九州まで行ったのですが黄砂が酷くまともな風景には出会えない旅でした。

11月24日、25日の予定が急に無くなって思いつきで休暇を取り、もう一度九州へ行くことにしました。土日を使って5日間の旅ができます。

 まぁ、5日間とは言っても前後の2日は単に1000キロ以上の移動日なわけですから、実質は3日間の旅です。いそがしい旅で、体力的には余計疲れてしまいましたが、精神的にはすごく癒された旅でした。

 さて5日間3,900キロの九州の旅。どんな風景に出会えたのでしょうか?

下のバナーをクリックするとこの旅のダイジェストをまとめたスライドショーがご覧になれます。

BGMが流れるのでご注意下さい(^-^)ゝ

東京からスムーズに九州へ向かうには、吹田JCTを早朝越えてしまわなければならない。西宮名塩SAについたのは6時思いの外いいペースだった。最近は仕事が終わってそのまま出るとヘロヘロの時が多いのだが... 今回は結構シャキットしていた。

この写真、広島北JCT10キロ手前の写真だが10時これなら楽々鹿児島には行けそうだった。中国道の天候は雨が降ったり止んだりの繰り返し。

そして食事をとって、12:30関門海峡を越える。1000キロ12時間30分は良すぎるペースと言える。

最近、新燃岳だけでなく桜島もこの秋以降活動が活発になってきており、月に200回以上の噴火をしているそうで、今後さらにマグマの供給量が増え噴石や火砕流への警戒が必要なレベルらしいことは聞いていた。でも、まぁボクはいままで何度も行っていて、火山灰の影響など受けたこともなくオープンで走っているので、全く気にもせず走っていたのだが、まもなく道の駅たるみず付近だなと走っていると、前方のバスがどうも砂を巻き上げているように見えた。もしや?火山灰?

念のためここでいったん停止して、幌を閉めることにする。

そのあとしばらく砂埃も上がらず、またオープンにするかな?と思っていたら、前方に見えるなんか変な雲。

いや雲にしては高度が低すぎるなぁ... とか思いながら突っ込んで行くと…