波戸岬からいろは島へ向かう...
ここは、自分のクルマ可愛さに写真を撮りまくってしまいました(笑)
そのあと、芝生で寝っころがって空と海をずっと見ていました。
白岳から見下ろすいろは島の風景は想像を絶する素晴らしさだった。
ただ、白岳の展望台は整備されておらず、木々が茂ってこの風景を見づらいものにしてしまっている。
崖への転落防止のコンクリートブロックに登ってやっとこの風景を写真に撮る事が出来たのだから。
波戸岬は九州のツーリングの目的地として有名で、いつ行ってもライダーたちで賑わっている岬だ。
人が多い所はなるべく避けるのだが、この日はなぜだろう何となく行く気になっていた。
波戸岬の先端まで歩いて行く。
どうも観光客のクルマもここまで入って来ているようだった。(写真に映っている軽トラは工事車両でした)
波戸岬の先端には岬神社と言う社があった。
まぁ、他には何も無い。
駐車場の露天でさざえのつぼ焼きを買ってほおばる。
波戸岬から県道301号、国道204号を経由していろは島へ向かう。
途中有名な浜野浦の棚田など、棚田スポットが結構ある所だがボクはあいにく棚田には興味は無い。
棚田が好きな人は見るだけじゃなく、農作業を一度手伝ってみてほしいよ。どんだけ辛いか。
ここで、県道217号を走ると肥前星賀という集落に着く。じつはここから長崎県鷹島を結ぶ鷹島肥前大橋が4月18日に開通する。あと少し開通が早ければ渡れたのに残念だった。
国道204号からいろは島へ向かう道は看板が出ているのでわかりやすいが、そのあとの道にはほとんど指示がないのでちょっと不安に感じるかもしれない。
でも、このいろは島展望台へは絶対行くべきだろう。
弘法大師がこの美しさに思わず筆を投げてしまった(笑)とも言われる風景なのだ。
このいろは島展望台は南向きで、どうしても逆光になってしまって、風景はあまりクリアに見えないことが多いのが難点だ。
ならば、この正面、福島から見てみたらどうなんだろう?
ぜひ行ってみようと以前から考えていた。
前回のように島を散策する事はヤメて、福島へ急ぐ...
登山道の木々の間からあざやかな青が目に飛び込んでくる。
風景そのものは見えないのだが、ちらりと見える海の青に心が躍る。
そして、展望台と言える設備は何も無い頂上で見た風景がこれだ。
こんな風景がまだ日本にあったんだ。
これだから、旅はやめられない。
しかし、こんな島々の風景はここにしかないよ。感動だ。
白岳を降りて、福島を散策すべきか迷ったが棚田は興味無いので、先へ進む事にした。
福島大橋を渡って、国道204号を南へ。
伊万里湾を渡る伊万里大橋でショートカットして一気に松浦市へ。伊万里市内は結構クルマの流れが悪いので35Km40分ほどの時間短縮が出来ると言う。
波戸岬と言えば、この玄海海中展望塔だろう。
86mの桟橋の向こうに高さ20mの展望塔(海面に出ているのは12mほど)がある。
当然の事ながらボクは入って行かない。
「それにしても、爽快な天気になったなぁ...」などと言いながら、芝生の広がる岬を散策する。
なんて、青いんだ。
浅い、青い海に、無数の小島が浮かぶ。
まるで箱庭の中に作った海のようだった。
いろは島の感動の風景
いろは島展望台から一気に海沿いへ降りて行く。この道路からの島々の風景も素晴らしい。
さらに海岸線の道を走って、波多津まで、そして福島大橋を渡っていく。
この福島、棚田の風景が好きならぜひ行ってみるべきだろう。GoogleMapで確認すればその棚田の規模に驚くだろう。
平戸へ...
平戸へ渡る前に中瀬草原へ行ってみる事にした。
平戸YHの横にクルマを止めて、草原へ入って行くとどうも皆さんクルマで草原の中まで入って行きます。
ならばと、ボクもZ4Mに戻って、草原へ入って行きました。
うひょ〜 なんて気持ちがいい場所なんだろう...
県道103号から白岳へ向かった。
途中から道は極端に狭く、しかも急坂である。白岳への登山口のパーキングの写真。奥の道が走って来た道。
いろは島展望台からここまでは30分しかかかっていないので、距離的にはたいした事は無い。ただこれからの登山は結構つらく、頂上の展望所までは全く展望は開けない。登り出したら頂上まで行くしかない道である。
たぶんオンシーズンにはクルマで入って行く事は出来ないでしょう。
まだまだ寒いこの時期に来たかいがあるってもんだ。