平館灯台
平館灯台
晴天の平館灯台がどんなにいい所かを伝えたい。
こういう場所。
こういうところに座って海を見ていると、この風景独り占めって感じで悦に入ってマス。
この後行く龍飛崎にはあれほど人がいたのに、実際この灯台には誰もいなかったのだから...
龍飛崎へ到着したのは12:30だった。
もう人でいっぱい。
少々うんざり。
眺めはよかったけど、今まで一番と言うことも無い。
鳥の写真を撮るために、EOS+ロクヨン(600mmF4)という人がごろごろいたのが印象的。
快晴の龍飛崎へ
国道280号をさらに北へ...
右に下北半島、正面に北海道の松前半島。
本当に近くに見える...
赤とんぼ発見。
やっぱり9月中旬秋だった。
津軽の冬は一気に来るのだろうな...
青い空に立つ、白亜の灯台。
まぁ、津軽半島じゃ一番のシャンだね。
龍飛岬灯台?あれは十人並みだろう...
高野崎を過ぎる前後は1.5車線くらいに狭くなるが、それでも爽快な海沿いのドライブ...
何度目かは忘れたが、走りなれた道の感じがした。
一気に龍飛岬を目指すが、龍飛崎へのショートカットである県道14号と合流する今別からは交通量がぐんと増えた。
海はプレジャーボートでいっぱいだった。
これが原因で乗船した高速船も一時停止を余儀なくされたのだ。
しかしこの天気に、この穏やかな海。
ボート遊びは最高だろう。
この日は本当に空気が澄んでいた。
手前が高野崎、遠くに見えるのが下北半島だ。
くっきりきれいに見えていた。
下北半島の岩肌が見えているところが仏ヶ浦である。
とにかく駐車場もどこも人でいっぱいである。最果て感もなにもあったもんじゃない。
龍泊ラインを走る...
早々に龍飛岬を後にして、向かったのは眺瞰台。
津軽ドライブのハイライト、龍泊ラインの一番高い位置にある。
すばらしい天気、風は無い。
ブルーの海がかがやく...
龍泊ラインは眺瞰台から南へ向かうワインディングロードがひとつのハイライト。標高500m位から一気に下る道。
この日は松前半島と小島、大島と言った離島までくっきりと眺められた。
どうです、この道。
走ってみたくなりませんか?
小泊に向けて下って行く道路。
まるで海に向かって突っ込んで行くようだ...
正面は小泊岬。
この道路は建設が難しく、自衛隊が建設を請け負ったと聞いたことがある。
萱部というあたりで、海沿いに出る。
ここから小泊方面の南を望む風景は格別だ。
素通りして行くクルマも多いが、ここも龍泊ラインのもうひとつのハイライトだと思う。
断崖に沿って作られたシーサイドロードを駆け抜けて行く...
津軽のお昼ごはんは
龍泊ラインで内陸の小泊の集落を抜け、海沿いに出た付近。
ここで昼食のためクルマを止めた。
店に入らず、海岸にまず行って南を見た。津軽のシンボル岩木山がくっきり見えた。
雲は増えてきているけど、空気は澄んでいる。
昼食に立ち寄った店は、いつもの小泊漁協直営の「おさかな海岸」である。ここはこの付近ではかなりお奨めできる食事処だろう。
ウニもアワビもイカもなかなか美味かった。
この食べた定食名はどうしても思い出せない...
国道339号を南下して、県道12号へ入るとまもなく十三湖へ。
十三湖は立ち寄らず、ツーリングマップルなどには載っていない十三湖横の明神沼と三吉山を結ぶ道へ入る。
その先はこの写真のようなまっすぐな道、屏風山広域農道へ入る。
国道101号までほぼまっすぐな北海道のような道が続く。
まっすぐ国道101号まで走れるはずだったのだが、広域農道は途中工事中だった。半分ダートのような道で迂回を余儀なくされた。ここで、Z4Mは再び埃まみれとなった。
しかし、岩木山は見えているけどちっとも近くならない。
国道101号であまりにペースの遅いクルマがいて追い越そうと思ったら、ねずみ捕りだった...
短気はダメね。追い越さなくてヨカッタ...
岩木山で長かった旅の終わり...
昼食をとった小泊から80Km走って、岩木山八合目の駐車場に到着。到着したのは15:40だった。
さっそくリフトに乗ろうとしたが、山頂までは早くて50分かかると言う。だが、リフトの下りは16:20が最終らしい。
要は、山頂まで行けないってこと?トホホである。
気を取り直して、ここまで来たんだからとリフトに乗り込む。
岩木山の頂上はムリとしても、鳥海山の頂上ならなんとか行けるはず。
空はきれいだったなぁ...
鳥海山の頂上から、津軽半島を見た。
小泊の半島まではくっきり見えた。
フェリーターミナルからまっすぐ岩木山に来ていれば...
とか、津軽半島であれだけ楽しんでいながら愚痴が出る...
こっちは五所川原の方向だ。
岩木山登りたかったぁ...
午後一なら雲も少なかったしすごい展望だったろう。
てか昼飯食べずにまっすぐ来れば、余裕で登れたんだよなぁ。
無計画さで自滅でした。
リフトからまっすぐ先につづら折の津軽岩木スカイラインが見えています。走って楽しい道路ではないが、上から見下ろすとなんともすごいね。
さて、ここからりんご畑の中を県道3号、国道7号経由で、東北道大鰐ICに入る。東京には 9/16 AM3:00に帰還した。
今回の走行距離は6,000Km。まぁまぁ走りましたね。
2008年の北海道、北の大地と岬を巡る旅。忘れられない様々な風景に出会いました。
毎年感じる、どこまで走っても走り足りない気持ち...
どこまでも、どこまでも走り続けたい。また次回までこの思いしまっておこう...