山川と言えば砂むし温泉でしょう!
山川と言えば砂むし温泉でしょう!
約50分で山川港へ到着。
フェリーの中で、桜前線とともに日本を北上していく旅をしている人に知り合った。
ボクの九州のオススメの場所を教えて別れた。その人は地図も持たずにナビだけで旅をしていたので、持っていた各地で集めたガイドブックを差し上げた。いい旅が出来たのだろうか?
早速、山川の砂むし温泉に向かう。
海岸線に降りていく名物の急坂で...
先程船上から見た俣川洲(またごし)という岩礁が見える。
ここからは岩礁に開く穴は見えない。
この伏目の海岸の風景は荒涼として異世界のよう。
この海岸は夏でも遊泳禁止。なぜなら地熱で火傷するからなんだって。
さて、砂だらけの浴衣を脱いで湯に入る。ここの湯は体を洗うのは禁止で砂を落とすだけの目的で使うことになっている。でもここの湯はなかなかいい温泉なので、もっと愉しみたい人はこの崖の上にある温泉施設へ行けばいい。海と開聞岳が目前に広がる露天風呂があるです。
堤防沿いの道路の向こうに開聞岳。
すこし空は霞んできた。
この後、大野岳に向かう。池田湖と開聞岳を望む展望が広がる山なのだが、気温が上がって霞んできているのでちょっと展望は期待出来ないかもしれない。
付近は茶畑が広がっている。鹿児島は全国二位の茶産地らしい。
大野岳は小型の成層火山で標高は465.9m 山頂まで舗装道路が伸びていて楽に登れる。
東には池田湖、その向こうに錦江湾。南方は開聞岳に東シナ海。
雄大な風景が広がっている。
山頂にはTVの中継局と携帯の基地局がある。これは高いところのお約束ですね。
何もない所だけど、芝生が広がるいい公園になっていました。
開聞岳をぐるっと一周...
開聞岳に向かって走る。そろそろご飯を食べたい。
指宿に向かって走っていると開聞岳周回道路に久しぶりに行ってみたくなった。
開聞岳の周回道路は実際開聞岳は全然見えないし、海もそれほど見えないのだが...
お楽しみはこの先だろうね。
たぶん旅人のお目当てはこの狭いトンネルだ。
何年ぶりに来ただろう。
ぜんぜん変わっていない。以前来たときは東側から入っていったのだった。
薩摩料理を愉しむ
温泉も愉しんだし、あとは食欲を満たすのみ。
やってきたのは指宿駅付近にある「さつま味」たしかここに来るのは2回目だと思う。
ここは値段も手頃で、美味しいさつま料理を食べられるのでオススメだ。
さつま料理のコースはきびなご、とりさし、とんこつ、さつま揚げ、さつま汁、山川漬、酒蒸し、月日貝など。
大満足間違いなしです。
気分最悪で、しかも熊本付近渋滞だった。
佐世保まで行くことにして、長崎道を走っていると素晴らしい夕空だった。
この空を展海峰で見たかったな。
最後は疲れきった一日だった。
佐世保のホテルの駐車場で、Z4Mクーペに乗るkenbouさんと偶然会った。
一緒に佐世保バーガーを食べに行った。
北へ向かって...
九州南部は天気が崩れて来るようだったので、北へ向かった。
通称「いぶスカ」指宿スカイラインを快走して、そのまま九州自動車道へ。
100km/hでゆったりと走る。前が詰まったので追い越して走行車線に戻ったら、後ろから追いかけてきた覆面パトカーが止まれと言う。時速100km/h走行で捕まったのは初めて。80km/h制限を100km/h走行していたとして、キップを切られた。パトカーを追い越したわけでもないし、ロックオンの時間も怪しいもんだ。文句言っても100kmはスピード違反でしょの一点張りだった。そりゃそうだが、じゃあ周りのクルマは何キロで走ってるんだ? まったくついてない...
トンネルとトンネルをつなぐ道は、まるで温室の中を走っているみたい。
昔は覆いが掛けられていたのだろうか?
トンネルの中に2箇所ほど離合できるところはあるけど、トンネルはカーブしていて真っ暗です。
山沿いの国道は避けて、大好きな竹山に向かって走っていく。
ここで再び温泉に入ることにした。