四浦半島南岸、そして瀬会海岸へ...
県道604号、鶴見有明浦あたりの風景。
この辺はリアス式海岸をめぐる1.5車線のコーナーが延々続く...
だんだん寂しい道になってきて、この先のトンネルは素掘りのトンネルを内側からコンクリートで固めてあるようなでこぼこトンネルだった。
佐伯の寿司は世界一?
一台のクルマが入ってきて、Z4Mの隣に止まった。話をしたら、BMW好きの地元の建設会社の社長さんらしい。
これから向かう佐伯の鮨屋の情報や鶴御崎の道などいろいろ教えてもらった。
行こうと思っていた、空の公園の建設もこの社長が請け負われたらしかった。
ここは静かないい公園だった。近所にあれば毎日行くだろうな...
瀬会海岸で出会ったネコたち
私が海岸の写真を撮りにクルマを離れ、しばらくして戻ってくると一匹いなくなっていた。
三毛猫がどこかへ去ろうとしていた...
「もう帰るのかい?」
声をかけたけど、スタスタと歩いて行ってしまった。
三毛猫の去っていくのを目で追っていたら、残る一匹も突然どこかへいなくなっていた...
静かな、あたたかい、この海辺で出会ったネコたち。ほのぼのしたひと時だった。
山から来たのか?それとも公園のバンガローから来たのか?
どこから来たのかはわからないけれども
どこかからかやってきたネコたち...
晩秋のちょうどぽかぽかした陽気をなぜか避けるように、Z4Mの影にポジションをとった...
私がクルマの周りをうろうろしても、ここが自分の場所とばかりに動かない...
Z4Mに寄り添ってガードしてくれている三匹のネコたち...
瀬会海岸で出会った友達です。
この駐車場に入ってまもなく、三匹のネコはどこからともなくやってきた...
九州最東端へ...鶴見半島を行く...
ミュージアムパーク鶴御崎に到着、そして灯台へ...
5分で岬の先端部に到着した。
九州最東端、東経132度5分・北緯32度55分の碑である。
豊後水道に突き出す九州の突端だ。
九州最東端から北方を望む...
鶴見大島が見えた。
続いて南方を望む。
手前の島は沖黒島。その先は芹崎鼻...
海に反射した光がまぶしい風景だった...
四国は霞の先にあった...
ボクはクルマの陰に隠れてネコたちを観察する事にした。
前方に隠れてコソコソ見ていると、ネコはクルマの後方に隠れた...
こっちがこっそり覗き込むと、一匹がチラッと姿を見せた。こっちを見てる...
さて、特上寿司を頼んでみました。3,000円。ありゃ?イクラとマグロはいらないなぁ...
マグロは脳天の身だそうで、かなり美味しい。
地物だけでにぎってもらえばよかったが、昼のメニューはセットものだけらしい。やっぱ佐伯寿司は美味しかった。
けど、もう少し小ぶりのにぎりが私の好みなのだ。ネタは間違いなく美味い。
やっぱ夜に来ないと店の本当の味は味わえないと思った...
こんど来たときは佐伯に泊まって寿司屋のはしごするぞ~
寿司でお腹も満足し、佐伯市内から国道388号線を新佐伯大橋、茶屋ヶ鼻橋と渡って、左折して県道604号線に入る。この県道604号線で鶴見半島の先端部を目指す。
写真は番匠川沿いを走る2車線道。
この先、県道は右に曲がって吹灘ふれあいトンネルで半島をショートカットしていくが、多分旧道だったであろう御番所の鼻を通っていくことにした。しかし期待はずれで景色がよく見えなかった。
元の間海峡の風景である...
わずか600mの海峡。
潮の流れは激しい...
島の右には壇の窓と言われる、岩に穴の開いた岩礁がある。
鶴御崎灯台の左の遊歩道を下っていく...
九州最東端へ向かう道はあまり整備されていない。
結構な急坂だった。
元の間海峡段々展望所からミュージアムパーク鶴御崎までは、一気に山を駆け上がる1.5車線のスカイラインである。
鶴見大島を見下ろす展望が広がっていた...
ここから後、超広角レンズを付けたKissDXの設定がISO1600になっていたようで、かなり画質が悪いです。せっかくの絶景が台無しですになってしまいました。よくやるんですこういう失敗。
九州最東端の岬へ...
再び遊歩道を登って、鶴御崎灯台へ戻ってきた。
灯台には展望デッキがある。
ここからでもある程度の展望は望める。
鶴御崎灯台から山を見上げると橋のようなものが見えた...
展望ブリッジのようである。
あそこに登ってみよう...でも辛そうだな~
眼下に鶴御崎灯台が見えた。
なんとも、爽快な場所だった...
灯台の下部にはミュージアムがあって、この日は釣り用の浮きが大量に展示されていた。
こじんまりとした灯台。
豊後水道の入り口にある灯台としてはすこし規模が小さいような気がした...
鶴御崎灯台からパノラマ展望ブリッジへ
間元から少し県道611号を戻って、高浜へ抜ける高浜トンネルをくぐって海沿いに出る。まっすぐ走ると県道541号に合流した。そのまま走って四浦半島南岸を目指す。この辺の道は狭く1.2~1.5車線が続く道。対向車が来るとバックも必要だ。
写真は蒲戸崎(かまどざき)付近の道。
蒲戸崎には展望台があったのだが、調査不足で通り過ぎてしまっていた。なかなか絶景の展望台らしいので、次回また行ってみたい。
四浦半島南岸へ出る。
海岸線へ出たばかりのところは多少狭い道だが、すぐに2車線の道路になる。
快適なドライブが楽しめる道。
潮風を感じて走る...
瀬会海岸へ到着。
この付近は公園として整備されており、キャンプ場や海水浴場、潮の干満を利用したタイドプール、天体観測ができる展望台などもある。春は桜の名所らしい。
海岸は太陽がまぶしかった。
自分以外には誰もいない...
瀬会海岸を出発し、しばらく走ると国道217号に再び合流する。
JR日豊本線と並行して走る海沿いの道。10Kmほどで佐伯の街に到着する。
でっかいセメント工場が佐伯の入り口だ。
佐伯の駅前を通過し、さぁ目的の寿司を食べよう!
佐伯の寿司は、豊後水道で獲れた地元のネタだけで一人前の寿司が出来るところが自慢だと言う...
佐伯に無いのは、鮪やイクラくらいだというのだ。
最初はこちら「酒道楽、毎日がお祭り…」で紹介されている有名な福寿司に行ってみたいと思っていたが、この日のお昼はやってないと言うことで、瀬会海岸で出会った社長がお薦めだった「第三金波」に行く事にした。
途中で第二金波という店もあったが営業してなかった。のれん分けされた店なのだろうか?
鶴見丹賀浦付近を走行中...
まもなく県道も終わりだ。
この先は 鶴御崎灯台へ向かう道路が続いている。
元の間海峡段々展望所というところに出た。石造りの展望所だった。
前方には鶴見大島がある。
風景に期待して、前方に出てみると...
ミュージアムパーク鶴御崎は、佐伯湾と米水津湾にはさまれながら豊後水道にのびる鶴見半島の先端、鶴御崎一帯にある自然
公園だ。
鶴御崎灯台や周囲を360度見渡せるパノラマ展望ブリッジ、旧日本軍の砲台跡地や九州最東端の碑などが公園として整備されて
いる。2008年4月以前は、大人300円、子供100円の入場料が必要だった。
ゲートを越えて、鶴御崎灯台に向けて再び下りに入る...
前方にはただ海が広がっていた...
鶴御崎灯台へ向かう駐車場に到着。
売店などは無く、コカコーラの自動販売機があるだけだった。
ここから、灯台までも1車線の道が続いているのだが一般車は通行止め。歩いて400mで灯台が見えてくる...
落ちたどんぐりがころがる遊歩道をあるいた。
前方に鶴御崎灯台が見えてきた...
誰もいない灯台だった。
この展望ブリッジの入り口までクルマで行って、そこから登山である。案内板によれば...
10代4~5分、20代5~6分、30代6~7分、40代7~8分と年齢で
分けられていた。それなら5分で!とばかりに勇んで登り出した...
結構きつかったが、約5分で到着した。
どうもここは旧日本軍の要塞跡に作られているらしい。写真真ん中に遺構が見える。
展望ブリッジの南側から北を見る。
これからこの橋を渡ってみる...