四国から九州へ渡る旅 2007/09 四国/九州
 

晴れていれば、いや晴れるはず!。

今日は、湯布院からやまなみハイウェイを快走して阿蘇へ行くのだ...

到着した湯布院から南は曇っていた、天気予報も変化していて晴れているのは西だった。

ならば、西へ。と言うのがボクのスタイル。

晴れているはずの西の彼方を目指した。

早朝の狭霧台にて...

大分市内のホテルを夜も明けぬうちに出た...

別府に向かう10号線は緩やかなくだりのカーブ。夜景がきれいだった。

そして立ち寄った温泉地のコンビニは、仕事帰りのコンパニオンでごった返していた...

熱い缶コーヒーを買った。

別府から阿蘇に向かう県道11号日田往還を走って、ここ狭霧台にたどり着いた...

6時。

走ってきた県道11号を振り返る。

あぁ、夜が明けてきた。

この夜明けも関崎で見たかった気がする。

狭霧台から湯布院を見下ろすと霧が街を覆っていた...

夜明けと同時に、急速に消えていく霧。

この日の空は期待はずれの雲が広がっていた...

目指す、やまなみハイウェイの方面は雲が多い。

行き先を急遽変更し、晴れているという長崎を目指すことにした。

200Kmを一気に走る...

大分自動車道の湯布院ICから、長崎自動車道を目指して走る....

さらに西九州自動車道の佐世保みなとICを出て、国道35号、国道204号と200Km以上の距離を一気に移動し、今年の3月に来た

平戸へまたやってきたのだ...

再び平戸風力発電所

平戸西岸の砂浜で...

平戸風力発電所を出て、県道19号を進む...

時々1.2車線の狭い道である。

しばらく走ると、美しい砂浜の根獅子の浜にやってきた。

基本的には晴れているのだが、目線を水平線に落としていくと雲が多かった...

竹と木で作られた砂浜への通路を下りていった。

ここの気持ちよさは格別だ...

そしてこれからも、何度もここに来るだろう...

根獅子の浜は小石混じりの砂浜だった...

砂浜はなんとなく夏が終わった寂しさに満ちていた。

まぁ、秋の海岸にはそのよさがあるものだ。

エメラルドの海だけが美しいのではない...

ここは根獅子のとなりの人津久の浜。

この浜が平戸で一番美しいと言われている...

ちょうど訪れたのは干潮時だったようで、遠浅の砂浜が美しい姿を見せていた。

ここで、今回出合いがあった。

はがねいちさんと言う方である。ドライブ好きな人なら一度くらいは見たことのあるはずのWebサイトを公開されている。

私は、「アウトバック乗りのドライブ好きって多いよなぁ...」とクルマを見て思っただけで、はがねいちさんとはわからなかったのだが、はがねいちさんから「有名なドライブのBlogやられてますよね?」と声を掛けてこられた。

一日たった200程度のアクセスのBlogが有名かどうかは、はなはだ疑問だったが、「とりあえずBlogはやってますけど?」から始まって数分たわいの無い話をして、ボクが人津久の浜に下りて行って別れた。

それだけの数分の出会いだったが、後日Blogのやり取りで、はがねいちさんだと判ったときは、「しまった、はがねいちさんだったらもう少し話をしておくんだった...」と、後の祭りである。

彼のドライブは非常に精力的で、着目するポイントもユニークだし、話すれば絶対面白いに違いないのに...

ということで、出会いは一期一会。もっと大切にしなくてはね。

辰ノ瀬戸に架かる生月大橋にて...

長崎県道19号の平戸西岸部を走りきると、生月大橋が見えてきた...

生月大橋を渡って生月島に向かうことにした。

雲が垂れ込め天気は確実に悪化してきている。

ただ、それほど残念ではない。

最近はどんな天気でも楽しんでやろうという考えなのだ...

橋を渡って、道の駅生月大橋に着いた。

塩見神社の前に立って、生月大橋を眺めた...

3月に訪れたときもすごい橋だと思ったが、今日の潮流の速さを見て違う意味ですごさを感じた。生月大橋が架かる辰ノ瀬戸は日本でも有数の強流域であり、近年この潮流と橋脚を利用した潮流発電が実験されているという。

結構な数の漁船が漁をしていた...

この潮流で育つ魚はかなりいい魚のような気がするな。

生月島の西岸を行く...

2日目 2009年9月23日 晴れ間を探して、平戸へ

空の雲を見ながら西に西に向かって走ったら、西の果て平戸に着いた...

平戸で一番好きな場所へ向かった。

五島列島までクリアに見渡せる風景を求めていたが、この通り空には雲が多かった。

3月にここへ来た時はこの日より雲は多かったが、遠景までくっきり見えた。

少々残念だったが、ここの風景はどんな天気でも気持ちがいい...

頭上の空は青く晴れ渡っていた...

そしてプロペラはまわる。

草地に寝っころがって、

ぼぅーっと、まわるプロペラを見ていた...

ちぎれた雲が南へ流れていく...

二本の風車が見えていた...

あそこはさっきまで居た、平戸風力発電所だ。

異様な形をした山々が、うすい影となって形を示していた...

生月島の西岸は断崖絶壁のサンセットウェイと呼ばれる道。

天気は決してよくないが、この道路の爽快さは変わらない。

前回もここで写真を撮った...

もう既にクルマも変わってしまっているが...

白いBEATが甲高い良い音をさせて走り去っていく...

ここをオープンで走る楽しさといったら...

MPVのCMで使われているのはこのあたり。

ここ本当に日本?

と、聞きたくなるほど日本離れした海岸線の風景だ。

北を見ても天気は思わしくない。

大バエ灯台に行っても、前回のような風景は見れないな...

さて、どうするか???

2007年二度目の大バエ灯台

3月に訪れた大バエ灯台に再びやってきた。

前回がすばらしい風景を味わっただけに、この曇天の風景はいまいちピンと来ない...

南を見ても、北を見ても曇天である。

しかし、3月の寒い時期はほとんど人がいなかったが、この日は観光客で賑わっていた。

大バエ灯台の南側には牧場が広がっていて、平戸牛が放牧されている。

3月に訪れた大バエ灯台に再びやってきた。

前回がすばらしい風景を味わっただけに、この曇天の風景はいまいちピンと来ない...

伊万里牛に向かって走る...

気分が乗らないときは、美味しいものを食べようということで...

伊万里牛のステーキを目指して、生月島の西岸を快走する。

ここは、長崎県道42号から、生月島西岸のサンセットウェイに入っていくところである。

通称サンセットウェイ、正式名は生月農免農道。

私は生月島西岸の道と呼ぶ。

気持ちよく走ったらすぐに生月大橋が見えてきた...

生月大橋を走っていたら、また陽がさして来た...

しかし、気分はすでにステーキモードである。(Z4Mはスポーツモードにセット)

この後、県道19号、平戸大橋、国道204号経由で伊万里を目指す...

70Kmの道のり。

伊万里のステーキは最初伊万里亭を目指したのだが、なんとランチタイムは14:30まで...ディナー営業は17:00からだという...

そこで、ステーキレストラン勝に向かってやっと到着。

ここは松尾勝馬牧場という伊万里牛1600頭を持つ牧場直営の大規模な店だった。

私の前には15人ほどの先客がいたが、ちょうど入れ替わる時間だったので、30分ほどで席を確保できた。

伊万里牛ヒレステーキ300gを頂く。

たしか6,000円くらいだった。破格に安い。さすが産地直営。ウマかった...

でも北海道で食べた士幌牛に軍配!

最近肉の好みが赤身そのもののウマさを問うようになってきているのだ。

脂のウマさで食べさせる肉はだんだん食べにくくなってきている。

だんだん歳をとってきた証拠かもね。