三連休を前にして既に疲れはピークだった。
それでも、旅に出たくてZ4Mに飛び乗って旅に出る...
日常を少しでも忘れたくて、遠くへ行きたくて、深夜の高速を走っていく。
どこへ行くとも決めず、先行車のテールランプを追い続ける。
いつもの旅のスタートと何ら変わらない。
旅がボクを自由にする。
三連休を前にして既に疲れはピークだった。
それでも、旅に出たくてZ4Mに飛び乗って旅に出る...
日常を少しでも忘れたくて、遠くへ行きたくて、深夜の高速を走っていく。
どこへ行くとも決めず、先行車のテールランプを追い続ける。
いつもの旅のスタートと何ら変わらない。
旅がボクを自由にする。
あてのない旅へ
9月21日、明日から三連休。
予定の仕事は終わっても、仕事は次々降って来る。特許明細書の査読、投稿論文の査読、いろんな報告書の査読...オレは査読屋か...
期末のノルマの文書が次々上がってくる。
もうちょっと早く書けよ...とかぶつぶつ言いながら、修正指示、そしてまた査読... 英語にうんざり...
家に帰るとぐったり。既に23時...
ここでへこたれていては、この三連休寝て過ごす事になる。
0時になった。Z4Mに乗り込み、イグニッションON、S54エンジンのサウンドを聞けば気分も乗ってくる。
あてのない旅へ出発だ...
用賀から、東名に乗る。
名古屋をすぎて...そのまま名神に入った...
ふるさと京都も通り過ぎたので、そろそろ行き先を考えねばならぬ。
そういえば昨夜は夕食もとっていない。
うどんでも食べたい...
そうか、うどんね。
讃岐うどんだ!
ということで、まずは讃岐うどんを食べに行く旅ということになった。
それにしても、疲れきっていたのに不思議に眠くならない...
淡路で日の出を迎える...
今渡ってきた明石海峡大橋。
全長3,911m、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋だそうだ。主塔の高さは海面上298.3mであり、国内では東京タワー(333.0m)に次ぐ構造物とのこと。
明石海峡に夜明けが訪れる...
海と空がピンクに染まる。
寄り添い、夜明けを待っていたふたり...
夜明けを迎える海は眩しく輝いている。
空はグレーから青空に変わる...
なかなか顔を出さなかった太陽がようやく姿を見せた...
大阪湾を行きかう船。
フェリーが大阪南港を目指していた...
太陽が海をオレンジに変えた...
輝く光のすじ...
オレンジの海を鳥がよこぎった。
淡路島をただ通りすぎるのみ
淡路SAを出て、神戸淡路鳴門自動車道を走る。
この道路は、山陽自動車道神戸西ICを起点とし、淡路島を縦断し徳島県鳴門市の高松自動車道鳴門ICに至る、延長89.0kmの高
規格幹線道路(一般国道28号の自動車専用道路)である。
思えば昔は毎年淡路島を訪れていた。
たまねぎの島って印象がある...
今度来るときは、淡路島を目的地として来よう...
と思いながら走っていたら、大鳴門橋が近づいてきた。
ああ、淡路島ももう終わりか...
大鳴門橋を渡る...
まもなく四国だ、徳島だ。
子供の頃、フェリーで淡路から鳴門に渡ったことを思い出した...
大鳴門橋
鳴門北ICで神戸淡路鳴門自動車道を降りる。
そして、鳴門公園へ向かう...
途中千鳥ヶ浜で、白いZ4とすれ違った。
鳴門公園の駐車場は有料なのだが、人は誰もいなくて結果的には無料だった。
神戸淡路鳴門自動車道をまたぐ跨道橋から大鳴門橋を眺める...
朝日に照らされた橋を、観光バスが通り過ぎていった。
渦の道と呼ばれる、大鳴門橋の橋桁空間に設置された遊歩道は9時にゲートが開く。
当然この早朝ではあきらめることになる。
でも、この日の渦潮は8時過ぎだった。いかにも矛盾している...
千畳敷展望台から、孫崎灯台を望む。
対岸の淡路島には風力発電が見えた...
阿那賀漁港の山にあるCEF南あわじウィンドファームだった。
再び大鳴門橋。
逆光に照らされ、モノクロームのような陰影でその姿を見せる...
橋の向こうにある飛島付近では、漁船が集まって漁をしていた...
鳴門とは鳴り響く狭い戸に由来する。
鳴門海峡の渦潮は、「世界三大潮流」に数えられると言われるが、これは眉唾である。
しかし、瀬戸内海と太平洋の水位差は最高で1.5mにも及ぶ。この狭い海峡では、潮流は13~15km/hの速度。大潮の時には20km/hに達することもあり、渦の直径は最大で20mにもなる。潮流の速度は日本で一番速い海峡なのである。
鳴門スカイライン
鳴門公園の駐車場から亀浦港方面を望む...
鳴門山展望台まで上れば、ウチノ海まで見えるのだがあまり気乗
りしなかったので、このまま鳴門スカイラインを目指す。
このスカイラインの名物である、四方見橋が見えた...
なぜこんなところに道を作ったのだろう?
ジェットコースターのような感じだよな。
早速ここへ向かう。
四方見橋に到着。
うーん開放的。こりゃ自転車で走り降りたい感じ。
地面にKissDXを置いて、EF-S10-22mmで狙ってみる。
何も面白くない写真だった...
逆光で霞む大鳴門橋方面を見る...
鳴門スカイラインに来たのは久しぶりだ。
なかなか他には無い風景があり、楽しめる道路ではある...
山越製麺所のかまたま
鳴門ICから高松自動車道で讃岐うどんを目指す...
どこのうどんを食べるかなんて、全く決めていなかった。
そういえば...以前来たときにあまりの行列にあきらめて帰った、山越製麺所のかまたま...
うん、山越うどんへ行こう!
ということで、国道32号、県道185号を経由してやってきました。
開店直後でこの行列...
でも以前来た時は、クルマの列が1Km以上続いていたのだ。
はい、
かまたま大盛とかぼちゃ天、鳥のから揚げ、おもち。
これで500円以下。
縁側そのものの場所でいただく...
うーん絶品。
讃岐うどんの代名詞といっても良いほど有名な店です。
やっぱり美味しい。
讃岐うどんを食べまくろうと思っていたのだが、これ以上どう考えても食べられない...
高松自動車道の善通寺ICへ向かって走る...
次の場所はなんとなくイメージが湧いてきた...
西へ西へ...
でも普通冷静に考えたら遠すぎるんだけどねぇ...
特に取り上げるべき風景も無いけど、次の場所まで距離が離れすぎているのでつなぎだ...
なんせ、173Km一気に移動だ。
今までの自分のドライブから言っても邪道だ。
でも、日本の海岸線をほぼ走りきったからこれからはこういうことが多くなると思う。クルマもなんとなくどんどん大きくなってきているし、狭路もつらいし...
山越うどんから県道377号、県道278号、県道47号、県道206号、国道319号を経由して高松自動車道善通寺ICに入る。
高速道路は川之江JCTから松山自動車道に名前を変える。
そして一気に伊予ICにやってきた。
写真は国道378号ゆうやけこやけラインに入るところだ...
目的地は...
だいたいわかりますよね?
1日目 2009年9月22日 西の果てへの旅立ち