朝から雨、避けようの無い雨だった。

長い旅にはこういう日は必ずあるさ。

そして、いろんなことを考えて走るんだ。

雨の朝

美幌のホテルで朝起きてみると、どんよりした天気。

今日は、道東を離れ旭川方面へ向かう。

まずは、美幌峠で雲海を見たいと思って、国道243号線を美幌峠へ向かうが、ご覧のとおり美幌峠は濃霧。何も見えなかった。

雨のオンネトー

層雲峡に着いたら、なんと雨がやんだ。

こちらは銀河の滝。日本を代表する名瀑の一つ。

さて、天候も回復と勇んで美瑛へ向かったが、旭川市内からまたもや土砂降り。

結局美瑛には行ったものの、クルマを降りる気にもならず、旭川市内のホテルに早々にチェックインしてこの日は休むことにした。

日高本線清畠駅に立ち寄る

6日目 2006年9月7日 雨の旅

阿寒湖のコンビニでパンを買った。

クルマから出たくないくらいの土砂降りである。コンビニはバスターミナルの一角にあった。観光情報を探してバスターミナルを回ったが、何があるわけでもなかった。行っても仕方が無いような気もするが、なんとなくオンネトーへ向かった。

予想通りオンネトーも土砂降りの雨。

こんな日でもこの湖は青い...

弟子屈で阿寒横断道路(国道241号)へ入る。

雨は降っていないが、晴れていれば見えるはずの阿寒の山々は見えない。

これは双湖台付近。去年は晴れていたな。雨脚もだんだん強くなってきた。

国道241号を足寄経由上士幌へ、上士幌から国道273号で三国峠へ向かう。

この日はオンネトー、タウシュベツ橋梁、三国峠の風景を愉しむ予定だったが、このようにタウシュベツ橋梁へ向かう糠平三股林道(ダート)の入り口でも土砂降りの雨だったため、見送ることにした。

さて、三国峠にかかるこの橋。

ここを上から眺めるのは一応お決まりなのだが、まぁやめておこう。

昨年はいい天気だったのに、走るのに夢中ですっ飛ばしてしまったのだった...

はい、このとおり。

やはり、何も見えやしなかった...

しばらく、ここで今後のルートを検討するが、この日はどこ行っても雨。

このまま、層雲峡、美瑛を目指すことにする。

期待は薄いけど...

昨年の見たあの青さ、変化する色彩が忘れられない...

雨のオンネトーもなかなか風情があるじゃないかと、思い込もうとしたが...

やはり晴れた日に訪れて、この湖面がさまざまに色を変えるその風景が見たかった。

三国峠を越える

この三国トンネルを抜けて大雪湖を過ぎると、国道39号に入る。

層雲峡はもうすぐ。

こちらは、流星の滝。

こちらは力強く一本太く落ちてくる。

双瀑台から銀河、流星の両滝を望む。

気軽に登り始めた双瀑台だが、20分程度登山が必要だった。

へとへとになりつつ撮ったのがこの1枚。

グレーな空。いまいちでした...