誰もいない、砂嘴の果て
木道を一人歩いた
凛とした空気
夕暮れを駆け抜けて行く風
景色と同化して行く自分
琥珀色の光に
たった一つ流れて行く雲
もし世界の終わりがこの風景だとしたら
悔いは無いかもしれない