この日の別当賀駅は上々の天気
ボクはベンチに座ってパンをかじる
空には綿をちぎったような雲が流れていた
きもちいいブルー
静けさと、かぜのおと
しばらくすると、根室行きの気動車がやってきた
ボクは乗らないので、運転手にペコリとあたまを下げて合図した
気動車の運転手は怪訝そうな顔をしていた
さて、早々に発車の時刻
車内の子供が手を振っていた
ボクも帽子を振った
ディーゼルの音、去っていく気道車、少しの煙
別当賀で降りた人は一人もいなかった
この日の別当賀駅は上々の天気
ボクはベンチに座ってパンをかじる
空には綿をちぎったような雲が流れていた
きもちいいブルー
静けさと、かぜのおと
しばらくすると、根室行きの気動車がやってきた
ボクは乗らないので、運転手にペコリとあたまを下げて合図した
気動車の運転手は怪訝そうな顔をしていた
さて、早々に発車の時刻
車内の子供が手を振っていた
ボクも帽子を振った
ディーゼルの音、去っていく気道車、少しの煙
別当賀で降りた人は一人もいなかった
クルマ で行く旅だけど、ボクは駅をたずねることが多い
その駅は、たいがいローカル線の無人駅
さびたレールと粗末なベンチ
風雨を避けるための待合所
誰もいないのだが、人のぬくもりがある
この風景に出逢った旅は