ふと、旅に出たくなるのはどうしてなんだろう?
通勤途中で見上げた青空、オフィスの窓から見る運河、家路に向かう道で見た夕陽。
その瞬間、ふと遠くに出かけたくなる。
もっとすばらしい風景と出会いたい、この目で見てみたいと思うこころ。
それが理由だろうか?
それとも、ただの現実からの逃避だろうか?
目を閉じると遥か遠くの風景が、ボクのまぶたに映しだされる。
それは追憶か幻想か
どこかにボクを待っている風景がある。
旅心かきたてるもの。