北東北をめぐる旅 2011/6 東北
 

朝は蔦温泉でゆっくり湯に浸かって、出発は遅め。

霧の中東へ向かう。霧が晴れてもスカッとは晴れないこの日の天気。

気温は高く、遠景は霞む。モチベーションが上がらない天気だけど、これも旅。

こういう日にしか見れない風景だってあるさ

2日目の旅の始まりは霧...

蔦温泉で朝から温泉を愉しんで、朝食もしっかり食べて出発したのは朝8時。

八甲田は霧に包まれていた。

霧につつまれたブナの森を駆け抜けて、国道102号へ向かった。

場所を変え、砂丘の一番端と思われる地点から砂丘へ入ってみる。立ち入り禁止の看板が既にあった。

この猿ヶ森砂丘(さるがもりさきゅう)とも呼ばれる砂丘は青森県東通村の尻労(しつかり)から小田野沢までの太平洋沿岸に広がる砂丘で、幅は約1~2km、総延長は約17km。内陸にある砂丘を含めると日本最大の大きさになるのだが、そのほとんどが防衛庁の下北弾道試験場となっており、立入禁止なのだ。そのため知名度が全くないのだ。

ただ、この日は訪れた日が悪かった。

霧に霞んで全く遠くを見ることが出来なかった。防衛庁のフェンスまで歩くつもりだったのにそれすら見えないのだ。

2日目 2011年6月11日 イマイチさえない天気の下北半島を行く

今回、下北半島に来た最大の目的は下北砂丘(猿ケ森砂丘)を見るためである。

実はここが日本最大の砂丘なのだ。

まずは、最近マグロで有名になってきた尻労漁港へ行ってみるが、漁港からは砂丘は全く見ることが出来なかった。

そして、とりあえず大間崎へも行く。

でっかい一眼レフを持って行くと、必ず記念撮影を頼まれてしまうが今回も5組撮影してきました(^-^;

ちょっとやる気なく、一気に尻屋埼まで写真は飛んでいる。

もう最近はどこに行っても初めてと言う場所は殆ど無いので、少々マンネリになってきているかもしれない。

尻屋埼はぼぉーとした雰囲気だった。岬の東岸は例によって誰もいなかった。

少し北へ移動すれば、夕陽が雲間から顔を出しそうだった。

夕来からすこし北へ移動して行くと、夕陽が見えてきた。

まさか、この日夕陽が見えるなんて思ってもいなかった。

尻屋埼には少しの時間しかいなかった。

最後は海沿いのダートに入っていって、北海道の方向を見てみたけど

なにも見えるわけはなく。

下北半島東岸を北上する国道338号に出た。北へ向かってどうしても行きたかった淋代海岸を目指したが、入口にロープが張ってあった。

入口脇にある駐車場にクルマを止めて歩いて行こうかとも思ったけど、なんとなく通りすぎてしまった。

左の写真は過去のものです。淋代海岸は、太平洋無着陸横断飛行の起点として多くのパイロットが選択した場所で、「ミス・ビードル号」は1931年10月4日、飛行時間41時間13分で、アメリカ合衆国ワシントン州ウェナッチ市までの飛行に成功しました。「太平洋無着陸横断飛行記念之地」碑がここには立っています。

Googleマップの航空写真にはこのミス・ビードル号の姿はなく、残骸のようなオレンジの破片が海岸に散乱している。

Webで調べてみたが、やはりこの淋代海岸には津波が押し寄せたようで、ミス・ビードル号もその際破壊されたようです。

やはり歩いて見に行ってみればよかったかもしれません

ここは、鳴き砂の海岸とも言われている。

ただし波は荒く波打ちぎわに立っているのが怖いくらいだった

さて、この辺で既に14時。

海峡ラインを駆け抜けて楽しみましょうかね。

国道102号で十和田市へ、そして県道10号で三沢へ

ずっと霧の中だった。

国道338号は、今ではほとんどが快走路だが、泊ー白糠間が残る酷道部分。この白糠バイパスも着々と工事は進んでいて(とは言っても昭和62年からずっと工事してる)いずれ下北東岸は快走路で一気に尻屋埼までつながることだろう。

下北砂丘の探検は次回に持ち越すとして、尻屋埼を目指すことにした。

陽射しは肌が痛いほどスゴイが、どうも空はモヤっている。

歩きにくい砂丘を県道までもどって行く。

いかん。どうも楽しめていない(^-^;

こういう時は美味しいものでも食べて気分転換を。ということで大間に向かった。

途中は、一切省略して、大間の浜寿しに到着。ここは大間の漁港のすぐ横にある地元の漁師が集う店。大間崎周辺の観光客向けのお店ではまともなマグロは絶対食べれません。

漁港付近のお店ならなんとかホンモノの大間のマグロを食べられるんです。この店では年に1回まるごと一匹買うそうです。

このマグロは去年大間で揚がったものだそう。

肝心のお味ですが、今回はイマイチでした。この日の夜青森の一八寿しで食べた中トロは旨かった〜

海峡ラインは少し狭いところもあるけど、まぁ離合には問題なし。

仏ヶ浦の展望台で見下ろしても、靄で彼方は霞んでいた。今日は仏ヶ浦に降りていくのはヤメて、走りを愉しむことにする。

仏ヶ浦の絶景なら2008年7月の旅を御覧ください。

この後、脇野沢で陸奥湾沿いを走るまで写真を撮っていない。

結構楽しんで走れた。前を塞がれることも無く自分のペースで走れた。

これくらい走りが楽しめれば、写真なんてどーだっていいさ。

明日はロドスタのオフにカメラマンとして参加するので、ちょっと洗車しておかないといけないかなと思ってむつ市内で洗車場を探す。なんとか見つかってテキトーに洗車。なんかスゴイ量の泥が車の周りに落ちてきた(^-^;

ううむ。そんな泥の中へ突っ込んだっけか??

洗車後、夕陽も望めそうになかったので、むつはまなすラインをひたすら南下する。

青森市内の宿を探して、駅前に宿をとる。

この日は青森のすし屋開拓のつもりで一八寿しへ行ってみた。この店青森では少し高級な部類なのだそうだが、十分安いし味もいい。この日は混んでいてカウンターの一番端の席だったのであまりお店の人とは話せなかったが、味はこの日は大満足。また来てみよう。

全くお寿司の写真を撮ってないことに気づいたのは店を出てからでした(^-^; でも食べるのに夢中だったせいで、美味かった証拠なんですよ。