奇岩と美しい海の仏ヶ浦

仏ヶ浦の海はものすごく透明度の高い海だ...

奇岩の白い岩肌、山から覆い被さる木々の緑。

そして、青い空...

それぞれに個性のある岩塊

地面も様々な色合いを見せる...

知らない惑星に突然飛ばされたような気分になる。

如来の首と言われる岩塊...

ここ仏ヶ浦は恐山に向かう霊の通り道だとも言われているそうだ。

夜は海から青白い火の玉が無数に飛んでくるとも...

多分ウソだ。一度、夜に来てみよう。

オレには霊感は一切無い...

遊覧船が多くの観光客を連れてきた...

一気に賑やかになる。

本来は静寂の場所。

立ち去る時間だ...

下北半島北岸を行く...

下北半島北岸を走って、尻屋崎を目指す...

まずは、大間まで37Km北上。

願掛岩あたりを走行中。

空は晴れ渡っていた...

大間は何度も来ているし、風景に見所もないのでスルーして国道279号を東へ...

左に海を見ながら走る。何度も走っている道だが、この日はクルマが多かった。

潜石付近を走行中。前方左はあわびの養殖センターらしい。

先に進むと札幌ナンバーのクルマが前をふさいでいた。小渋滞が発生、ちょっとイライラのドライブ...

関根という集落で国道279号を離れ、県道266号へ入る...

以前はこの県道266はダートが残り、荒涼とした雰囲気は一番下北半島らしい道だった...

尻屋崎で7/19のドライブは終了

尻屋崎のゲートに着いたのは16:50だった。

このゲートは17時に施錠される。たった10分しか尻屋崎を見れない...

ここで締め出されると、駐在所か村役場に電話して来てもらってゲートを開けてもらわなければならないし、まぁそんな迷惑は掛けられない。

急いで灯台の前で写真を撮って、ゲートに向かった。尻屋埼観光は一瞬で終了。

以前はゲートが開閉しなくなるだけだと思ったけど、今はチェーンまで張って厳重に締め出されるようだ。

ゲートを出て、左へ...

尻屋の集落へ向かってみる。

途中、寒立馬が放牧されていた。

ここは、時間がゆったり進んでいる...

尻屋の集落を抜けて、尻屋崎周回道路の反対の端を目指す...

ここのゲートは8:40~15:45の間作動とあった。チェーンもしっかり張られていた。

以前ここはボタンを押せばいつでも開閉できたのだが、あれはあの日だけだったのか?

尻屋崎で日没を見るのはここから歩くしか無さそうだ...

あきらめて、むつ市街へ向かうことにした。

下北半島の東部はまるで北海道のようだ。

道は広くダイナミックにまっすぐ続く...

なんとなく雰囲気が変わっていた。

以前は2車線のストレートとダートの狭路が何度も現れ続く道だった。その狭路のダートは舗装路に変わっていた。

突然狭くなるのは変わっていないが、確実に走りやすくなっていた。

海岸方向は大規模な開発が進んでおり、大型のダンプが何台も行き交っていた。

以前の最果て感たっぷりの道路では無くなっていた...

最果ての道である雰囲気を感じた2004年の県道266号。

クルマをダートの路肩にとめて、北の海を見た...

冷たい風がススキの穂を揺らす...

今では、ほとんど海は見えない。

仏ヶ浦の上りはきつい。気温は30度近くになっていた。

しっかり水分を補給して、Z4Mに乗り込んだ...

どこに向かうか迷いながら、仏ヶ浦を見下ろす展望台に着いた。

海上以外では仏ヶ浦の全景を見られる唯一の場所だ。

展望台に白いZ4Mクーペがやってきた。海峡ラインに入る前に見かけたクルマだ。話してみるとドライブが趣味で同じクルマ、しかも今日はむつに宿泊だと言う。夕食を一緒にとることを提案したら快諾してもらえた。

夕刻までは別々のルートでドライブを楽しむことにしてここで別れた。

来た道を戻る...

正面の桑畑山には雲がかかっていた。

むつへ向かってホテルにチェックインした後、仏ヶ浦で出合ったkenbowz1さんと合流して飲みに行った。

ドライブ談義で盛り上がった楽しい夜でした。