本土の西の果てを訪ねる旅。
2007年3月10日AM0:00に出発して3月16日の13:00に帰還する、6日と12時間の旅でした。走行距離は約4,300Km。
福岡県の今津湾をスタートして玄界灘をめぐり、佐賀県、長崎県の海岸線を旅しました。
その後一気に南下し、未踏の土地だった薩摩半島南西岸をめぐり、自動車による日本一周を完了出来た旅でした。
この旅は、Z4を買ってすぐに出かけた旅。旅から帰ってすぐにZ4Mに乗り換えたためZ4と出かけた唯一のドライブとなりましたが、 怖い目にあったりハプニングもいろいろあって思い出深い旅になりました。
春の始まりも少しは感じましたが、この冬で一番冷え込んだ寒かった九州の旅の記録を紹介していきます。
写真は、佐賀県加部島の杉の原放牧場。最果ての牧場です...
西の果てへの旅立ち
出発を待つZ4。
仕事を終えて、帰宅をして、そのまま寝ないで出発。
いつものパターンだ。
着替えとカメラを適当にトランクに詰め込んで、行き先もあまり考えないまま東名高速に乗る。
とりあえず本土最西端の地には行っておきたいし、薩摩半島西岸の吹上浜にも行ってみたい。その程度のイメージで適当に出かけるのがボクの旅なんである。
九州の入り口関門海峡までは1,030Kmである。
東名に乗って、眠くなりかけた富士川SA付近であと1020Kmと表示が出ている。どこを目的地に設定したのだろう？このZ4の純正ナビの操作をまだ全く理解しておらず、これからの旅が思いやられる。
とにかく操作性は最悪だが、S2000の純正ナビより悪いナビは世に存在しないという変な理由で我慢することにする。
写真は山陽道福石PA手前の帆坂峠あたり。東京から640Km付近
である。
まだ、400Km近くあるのだ...
S2000からZ4に変わって、高速道路は楽になったがそれでもツライ九州への道のりだった。
壇ノ浦へ
1,000Kmを走り、ようやく壇ノ浦パーキングエリアに到着。昨年も九州へ到着したのは雨の中だったが、今年も雨だった。
関門海峡は去年のように霧は無く対岸の九州もよく見ることが出来た。
今後のルートを天気予報を見ながら考えた結果、九州西部の未踏の海岸線を巡る旅に決めた。
壇ノ浦PAを出発し、関門橋を渡る。
雨粒が大きくなってきた。本降りである。
このまま大宰府ICまで走って、福岡市内のホテルに宿泊した。福岡市のホテルで寝ていたら、遠い親戚から呼び出し電話が...
稚加榮（ちかえ）という料亭で飯をおごってもらったのはいいが、お小言のオンパレード。
なんで博多で説教されなきゃならんのか...トホホ
それよりなんであの人博多にいたんでしょう？それ以前になんでボクが博多にいるのを知ってたんだろう...
怖いわ...
１日目 ２００７年３月１０日 西の果てへの旅立ち
