灯台のある風景 経ヶ岬灯台 京都の北の果て
 

京都の北の果て経ヶ岬灯台

急峻な山が日本海に落ち込む断崖絶壁の上に建つ

以前にここに来たのは何時なのか、忘れるほど記憶の彼方

駐車場には人は大勢いたが、灯台にはなぜかボクしかいない

そして、ボクを追いかけるようにクマンバチが飛んでいた

5月というのに30度近い気温、15分ほど山道を歩いただけで汗だくだった

陽光激しく降りそそぐ白亜の灯台

灯台の周囲には海しか無い

石垣に座って海を見下ろす

本当に海しか無い、他に何もない

風が吹いていた、潮風香る風が吹いていた

経ヶ岬灯台

番号 0998 [F7270]

位置 北緯 35度46分24秒  東経 135度13分36秒

塗色 白色  

構造 塔形(円形) 石造

レンズ 第1等フレネル式(水銀糟回転式)

灯質 群閃白光 毎20秒に3閃光

光度 28万カンデラ(実効光度)

光達距離 22海里(約41km) 

明弧 76度から314度まで

灯塔高 12.42m(地上〜塔頂)

標高 148.0m(平均海面〜灯火)

初点灯 1898年(明治31)12月25日

所在地 京都府京丹後市丹後町袖志